どうもこんばんにゃ!こうちゃんです
今回はメソロギア2月3月レート1位によるデッキの組み方を記事にしていきます!
- 今回の記事の狙い
- 構築段階で内包する下振れデッキリスト
- ①灼熱スタン
- ②暗黒スタン
- ③ゾンビヴァンプ
- ④手札発動系
- まとめ
- おまけ
- アクセス率から分かるプレイング論
- 電卓理論(被害を抑えるストッパー)
- アタッカーや盾の選考基準
- カード効果、マリガンによる事故
今回の記事の狙い
- 下振れの内包するレートの脆弱性を学ぶ
- 負債を作らないためのデッキを作る
- アクセス率を意識したデッキを作る
- 実践的なアクセス率を考える
- 対応力の高いデッキを作る
下振れないデッキはレート盛る上で絶対条件
これまでの記事を読んでくれた方ならわかると思いますが、僕は下振れを極端に嫌います!
それは今度上げる記事、「レートの盛り方」で具体的に説明しますが、そもそもの話、勝って16p負けて-45で、上下振れ同じ確率なんだから下振れの方が恐怖なのはわかると思います。10連勝しても+180pですが、5連敗でもすれば-225pと、繰り返せばどんなにレートが高くとも0になってしまいます。
どんだけ上振れて盛ったレートもいつか0になる
つまり、下振れを内包してたらレートは盛れないということです。
今回は、一見事故とは無縁に見えるのになぜ事故る?下振れる?を解説していきます。
※事故・・・出せる択が少ない状態
出せる択が1つしかない状態のことで、一枚の溜を出すか破棄するかしか出来ないこと
①灼熱スタン
このデッキの特徴はやはり状態異常効果、“火傷”でしょうか。この効果は相手に出されたら嫌なカードを事前に破壊できる強力な効果を持っている一方で、実は下ぶれの一因であります!!
強力な状態異常、“火傷”は下振れを内包する!!
火傷は相手の手札を破壊する一方で、相手のドローも進めます。
それだけなら別にいいのですが、このデッキは火傷をコストを支払うことに依存しており、次から次にくる火傷にしたいカードに、対応に追われに追われ、SPが枯渇、次第に対応することができなくなり、負けてしまうでしょう。
構築段階のミス
それもそのはず、すべてに対応するために、火傷(紅魔導)にはSPが一撃32も溜められる暴走キャットを与えられています。
いまだ暴走キャットが入ってる火傷灼熱は見たことがないので、下振れて当たり前ですね。
そう考えてみると、暴走キャットの内包する下振れ性も補完することができ、種族としてまとまった気がします。
②暗黒スタン
特徴は死神を通して出せるものがなくなった相手の手札にパンプキンを使うデッキです。
溜が18、SPを消費するカードが12と、一見事故りにくそうなデッキですが、このデッキにも大きな落とし穴があります。
それは簡単、
溜1枚で出せるカードが少ない!
ナイトスレイヤーを出すと1番コストが低いレックスすら出せないし、1番パワーが高い泣き虫聖者を出しても、1番コストが高い死神が出せません!
③ゾンビヴァンプ
このデッキはSPを大きく貯めるカードが少なく、アクセス率は悪いように見えますが、実はデッキの要である感染するゾンビは2コストと、アクセス率は悪くありません。
しかもこのデッキ、3月では環境でも大活躍していました。
じゃあなぜ下振れデッキリストに入れたのか??
調整によるアクセス率の急激な低下
4月に入り調整が行われ、ゾンビの感染が召喚時から攻撃成功時になり、それまでの、盾にすら突進しても結果的に勝ててしまうほどの強力さからどんな時でもだせてしまうほどに択優先度が強かったゾンビは、大変限定的なものに変わりました。
択優先度の低下
それまでゾンビを出せたからよかった低パワーの溜は、産廃である感染するゾンビにしかアクセスできなくなり、アクセス率は急低下しました。
溜一枚がもたらす“無意”な択数はアクセス率を向上させない
④手札発動系
ナンシやリサを用いてドローをすることで手札発動カードを溜め込むデッキタイプですが、✖︎ハンデス、✖︎封印、✖︎SP削減、✖︎火傷と、不利相性が他のデッキタイプの何倍もあります。
その日の環境に左右される
有利なデッキが多い時間には無限に勝ち越せますが、不利なデッキが多くなってくるととても勝ち越すことができず、あまりにもレートを盛るのに適していません。
神のみぞ知る乱数ゲーミング
他にも、いくらナンシやリサを使っても捲れるカードには限界があり、どうしても山札の上何枚かの乱数ゲームになります。
理不尽なくらい強い時もあれば残酷なまでに弱い時もあり、最初に言ったように下振れを内包するのでレートを盛る上では使えません。
まとめ
- 上振れたレートに意味はない
- 負債を抱えない予備貯蓄
- 一撃で全部が使える高水準のアクセス率
- 意味あるカードへのアクセス率
- 尖ったデッキの選出NG
ここで本編は終わりですが、
電卓理論の意味とマリガン実装後の展望についてはなしていきます。
こっから玄人向けになります。
おまけ
- プレイング論
- なぜか事故る解決策
- 電卓理論は事故の解決ではない
- 電卓理論のマリガンへの応用
- アタッカー、盾の採用基準
アクセス率から分かるプレイング論
アクセス率が大切なのは、相手に好き放題させる時間を作らせない。というのは最初にお話しした通りですが、例えばの話、こんな盤面でも、実は事故に繋がるんです。
チャンスだからと言ってアルテミメットブレイカーを出してはいけません。アルティメットブレイカーを出す脅迫をかけ続け、盾やアリス、全カードが“出てくるかもしれない”有意な状態を維持しましょう。
もし使ってしまった場合、そのタイミングから相手は即死級カードをノーリスクで出せます。要は王手を永遠かけられるわけで、こっちは出せる択を大きく制限されてしまい、例えば相手のSPは今30ありますが、アルフレッドを3枚でも連続で引かれてしまえば、ハンデスにハンデスを繰り返され、SPが溜まったとしても対抗札を出すことさえ出来なくなってしまいます。
このようにメソロギアは一個でも対応を誤れば一気に負けに近づくので、相手のミスを誘うプレイング、すなわち択を強要し続けることによる長期的な勝利を視野に入れるプレイングが強力であり、相手に隙があるからと言って脅迫できる択を考えなしに切らず、常にどのカードも出せる(アクセスが可能な)状態にしておくことが大切です。
詳しく書かれた記事はこちら
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/03/05/223955
プレイング意識による事故因子と不服の魔女による解決法
手札は使わなければ更新されず、アタッカーや盾を残すのは事故の元ですが、不服の魔女を採用することで事故率を極端に下げることができるようになりました。プレイングを意識するなら不服の魔女は必要不可欠
電卓理論(被害を抑えるストッパー)
どんな構築にも求められる基礎知識に一つです。
基本的に手札は使わないと更新されないため、アタッカーや盾は温存すれば温存するほど事故率が上がります。これらカードはいつかは使わなければならず、それまでに引いた溜でそのコストを賄わなければなりません。結果的に「使える択を制限」され、出すか出さないか、出したくなければ破棄をすることも視野に入れなければいけません。
※不服の魔女採用により、破棄というプロセスを飛ばし、手札でSPを賄う必要性がなくなり電卓理論の必要性は小さくなる。
電卓理論は事故らないための構築知識ではない
つまり、この理論は採用したところで事故る前提での話で、その本懐は事故らないための構築知識ではなく、事故被害を最低限で抑えるための構築知識です。
以上より勘違いする人は多いですが事故の根本的解決にはなっておらず、電卓理論を抑えてても事故るものは事故ります
理論自体は簡単で、デッキを、総生成SP>総消費SPで組むことです。そうすることで、引いたカードを順次使うことができるようになります。
こちらも下振れを抑える効果が期待されるのでデッキを作る際はしっかりと抑えておきましょう。
マリガンへの応用
実際にはこの理論、どんな比率で引けるかの運要素が強かったですが、マリガンが実装され、この理論は大きく視点が変わりました。
この理論を応用し、手札内で総生成SP>総消費SPになるようにマリガンをしてみると、事故率の低下につながるかと思います。
アタッカーや盾の選考基準
どのタイミングで出しても相手に好き勝手させないアタッカーや盾は強力で使用率も高く、例えばマッドガンナーや玄武は今環境でも最強格です。
カード効果、マリガンによる事故
森の少女を使ったとき、デッキには溜が少なくなっています。9t目以降、森の少女x3から不服の魔女なんてやったら、一生溜引けなくなります。
常にデッキ内を把握しよう!
マリガンで最初、あんまりいらないかなーってチャージャーを流しました。その後溜と不服を引きました。
アタッカーや盾が欲しくて不服を使ったら、一生溜を引けなくなります。マリガンも不服も、デッキシャッフルしてドローじゃなくてデッキの底に沈めてドローです!!マリガン、不服は考えて使おう!