<環境の答え>暗黒神のエッセンス<最強>暗黒神デッキの最強構築と<プレイング・マリガン>
こんにちは。今回は暗黒神の構築論、回し方、マリガンについて書いていきます。
暗黒神ですが、マリガンが特殊で、またプレイングも特殊になります。ミラーでの勝率を上げたいと考えている方は必見です。
※2023/11の記事です。
希望者には5000→6000の配信動画送ります。
勝率8割です。
以下実績
SeasonChampion x10
連続4期x2
最弱王x2
構築王
チーム戦優勝
目次
- 目次
- デッキレシピ
- 構築の変化の経緯
- デッキの主な勝ち方
- マリガン(重要度高い)
- プレイング
- デッキの変遷・経緯
- ダメなカードの理由
- 暗黒ミラー対策(多用するとミラー自体勝てなくなるので非購入者の誰かが気づいてから使いましょう)
- 光の精霊→スライムに変更。
- まとめ
- 苦手対面との構築候補
なお、いくつか苦手デッキはあります。
【メソロギア】の全てがわかるデッキ紹介記事!メソロギアユーザー《必見》の【最新】の《デッキレシピ》を一同全紹介!
メソロギアに存在する全てのデッキの紹介記事
・レート帯別ランク分け
・全デッキの紹介・解説
・みんなで作った詳しい解説付きの別記事リンク
目次
デッキ一覧
天候デッキ紹介
この項目ではメソロギア最大の醍醐味「天候」を活かして戦うデッキを紹介します。
天候によって特徴が変わるので、是非とも各項目ごとの紹介もチェックしていってください
暗黒→手札破壊!
竜巻→豊富なSPチャージによる止まらない攻撃!
灼熱→バフ効果による爽快な攻撃力!
大雨→進むドローと凍結・貫通による止まらない攻撃!
光明→序盤、王を守る優秀な騎士が終盤アタッカーになって反撃をします!
暗黒天候のデッキ紹介
手札破壊、SP削減、黒騎士エリカを駆使して択(読み合い)要素を少なくして戦うデッキです。
SPチャージに択が発生するので手札に択を残すことが難しく、見た目以上に難易度の高いデッキです。
暗黒スタン(難しい)
・デッキレシピ
・評価
〜8000★★★★☆
〜7000★★★★★
〜6000★★★★☆
1度のチャージで何かカードをだせるようにする“アクセス率”を重視し、大きなチャージと圧倒的なカードパワーで相手との対話を拒否するデッキです。
SP削減(難しい)
・デッキレシピ
・評価
〜8000★★★☆☆
〜7000★★★★★
〜6000★★★★☆
相手の手札のチャージャーパワーを削減することで
1度のチャージでカードをだせるようにする“アクセス率”を致命的なまでに下げるデッキです。
何も出せない相手に対して対話拒否しながら攻撃を2回通し、エリカでトドメを刺すデッキです。
暗黒カウンター(初心者向け暗黒)
・デッキレシピ
・評価
〜8000★★★☆☆
〜7000★★★★★
〜6000★★★★☆
ローズによる自傷効果による軽装兵の踏み倒し。
基本的に暗黒は手札に択を残し続けるのが難しく扱いが難しいですが、この暗黒はカウンターブレード、0/9軽装兵の採用によりSP0でも択を残せるのが魅力なちょっと変わった暗黒デッキです。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/21/234412
暗黒コスパSPスタン
- デッキレシピ
- 評価
〜8000★★★☆☆
〜7000★★★★☆
〜6000★★★★☆
相手のデッキから苦手なカードを破棄させるナイトスレイヤーを無理なく採用できる唯一の暗黒スタンです。
優先権の仕様変更により軽装兵がマドガンのメタとして完成されました。
ムサシ採用により基本スタッツが究極なまでに高いこのデッキは殴り合いで滅法強いです。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/25/205548
竜巻天候のデッキ紹介
天候への依存度の高いデッキです。
主役級のカードがそれぞれ単独で活躍するので、デッキタイプが多いのが魅力です
キング竜巻
・デッキレシピ
・評価
〜8000★★★☆☆
〜7000★★★☆☆
〜6000★★★☆☆
前述した通り竜巻は天候への依存度が高く、キングを採用することにより天候合戦に強くなり、なおかつ相手のSPを管理することができ、SP・天候への依存度が高い竜巻デッキとの相性がいいキングと合わせたデッキです
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/25/213123
白緑スタン
・デッキレシピ
・評価
〜8000☆☆☆☆☆
〜7000★★★☆☆
〜6000★☆☆☆☆
自手札のカードを8コスト下げて封印するライオット、竜巻天候時にカードのコストを6下げる武闘家により、◯/9のアタッカーで上から殴るデッキです。
大雨天候のデッキ紹介
カードを3枚引く効果をもつカードは多く採用されるデッキです。
特徴として凍結・貫通がありますがスタンデッキとしてここで紹介させてもらうのは2枚引いて1枚戻すという効果や単純に3枚引くというメタカードを腐らせない大雨デッキの大きな特徴です
灼熱天候のデッキ紹介
火傷・バフが特徴になる種族です。
虹レアであるジャンヌを活かした火傷メインのLOデッキは項目・特殊勝利にあるのでそちらを参照ください。
カードのパワーを攻撃成功時、召喚時、手札発動であげるデッキです。
竜巻同様天候への依存度が極めて高く、
バフさえうまく決まればアタッカーとの対話を拒否できるデッキです。
メタの回らない〜6000で活躍するデッキです
バフ灼熱(アイリス)
・デッキレシピ
・評価
〜8000☆☆☆☆☆
〜7000★★☆☆☆
〜6000★★★★☆
「召喚時パワーを倍にする」アイリスを活かしたデッキです。
攻撃成功時という優秀な天候操作カードをうまく利用することで相手に24点を一気に叩き込むいわば即死コンボデッキです。
とはいえ天候を維持できればいつでも攻撃は通るため、8/16で24点を狙うデッキだと考えてください。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/24/212634
純正白騎士
いくつかの攻撃を顔で受けることを前提とした耐久デッキです。
ロイヤルサーヴァント、カイロス、森の少女、シャイニング等相手の攻撃を顔で受けることで9t耐え、アーロンを出すことを目的としたデッキで、“対話を必要としない”のが魅力のデッキです。
類似デッキは顔クマアーロン、16軸グラドラ
どちらもコストを踏み倒すデッキで、それほどまでにカードパワーが高いのも白騎士デッキの特徴です。
アルテミス型
・デッキレシピ
・評価
〜8000★★★★☆
〜7000★★★★★
〜6000★★☆☆☆
アタッカーにしてに強く、ただ出すだけでもある程度仕事をしてくれるアルテミスを採用したデッキです。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/03/29/190221
シャイニング型
・デッキレシピ
・評価
〜8000★★☆☆☆
〜7000★★★★☆
〜6000★★★☆☆
シャイニングを採用採用することで、破棄による受け性能を高めたデッキです。
破棄という択が存在するため本来あまり強くないホワイトウィッチを無理なく採用できることが魅力です。
本来苦手な緑龍に対してルイスを当てるターンが複数回あり、安定します。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/03/29/190221
バーンデッキ(手札わちゃわちゃ)のデッキ紹介
SPを充分に貯めることで起動する手札発動によるバーンダメージを狙ったデッキです。
手札発動を駆使したデッキは他にもありますが、この項目のデッキは手札の組み合わせによる盤面制作を目的としたデッキです。
銃士
序盤に手札の枚数限界までドローし、その後多くの択を見せつけながら中盤を生き残るデッキです。
追撃バーン銃士
・デッキレシピ
・評価
〜8000☆☆☆☆☆
〜7000☆☆☆☆☆
〜6000★★★☆☆
ナンシやリサにより序盤にドローを進めます。
手札発動を起動させるためのSPチャージから発生する択に勝利することで相手に対して対話を強いるデッキです。
追撃兵までSPを貯めることで爆発的な力を発揮しますが、相手がスタンであればそこまで顔を守ることができず、環境上位で握るのは難しいデッキです。
有利な択にする事で勝利するコンセプトであり、このゲーム最強の「対話拒否」が難しいデッキです。
突撃バーン銃士
〜8000★☆☆☆☆
〜7000★☆☆☆☆
〜6000★★★☆☆
エヴァやリサ、風読みにより序盤にドローを進めます。
実質18SPで1ダメ増やす突撃兵採用により、1月環境猛威をふるった16/18追撃兵が再来です
追撃でいいやろと思いがちですが、フランシスカ最大のメリットは風読みが出しやすくなっていることです。
風読みは本来SP的にドローとして使うのが難しいですが必要SPが少ないので序盤の択への参加・ドローとして活躍します。
プリンスよりもフリーズアーチャーを採用しているのは盾が多いデッキには突撃兵通さず勝てるからです。
フリーズアーチャーピンで刺すことで1tアタッカーを止めることができます。
天候デッキに対してなすすべがないナンシ型銃士と違い、エヴァによる天候操作だけが利点です。
バーンデッキは遅延できればできるほどダメが伸びます。
クローンの複製により育った突撃兵連打で勝てたり、他にも豊富なSPから盾を連打することができます。
エヴァ採用により、えりかに対する防護札となるので、「召喚時1t稼ぐ」が、ルイス・風読み・突撃兵の3種あるのも魅力です。
魔導書
さながら詰将棋です。
両者の配牌からすでにリーサルを見つけ、自分の思い通りの盤面を作り相手の王将を詰ませましょう。
銃士と同じように起動したら勝つことができる手札発動によるバーンデッキです。
銃士と違うのはデビルアイを複数枚採用することでデッキを全部めくることができること、つまりカードの入りの運に左右されないことで、同じく起動前に相手への択を迫ることで、有利な択をするデッキです。
デッキタイプは2つあり、
ナンシ型は爆発力
アリシア型は耐久力
と言った感じです。
ナンシ魔導書
・デッキレシピ
・評価
〜8000☆☆☆☆☆
〜7000★★★☆☆
〜6000★★★★☆
マリガンによる初動で確実にナンシを使うことで早い段階でのデビルアイ複数枚の起動を狙います。
早期から手札にルイスや盾という択を見せることができ、早い段階での対応力を見せます。
その高い爆発力は加藤一二三先生の棒銀を想起させます。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/29/221417
アリシア魔導書
・デッキレシピ
・評価
〜8000★☆☆☆☆
〜7000★★★☆☆
〜6000★★★☆☆
盾を引けるドローソースがリサしかなく、序盤に択を用意できないのが難点ですが、その分安定択が増え、ナンシ型よりも圧倒的な終盤の詰め力を持ちます。
その終盤力は羽生善治先生を想起させます
ルイスやロイサヴァ、ラファエル、盾をアリシアにより使い回すデッキです。
手札さえ揃ってしまえば相手になにもさせずに勝つことができるでしょう。
中盤からすでに終着を見据えることができれば7000まで盛ることができるでしょう。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/29/221417
押しつけソリティアデッキの紹介
相手と自分の1番やりたいことを常に考え行動を選択しなければならないメソロギアというゲームにおいて、自分のやりたいことを最大に考えるデッキであり、対話拒否が強いこのゲームにおいて一定以上の評価を集めます。
完全ソリティア
44という高い要求SPをクリアすることで相手のSPを0にし、ゲームすらさせない究極の対話拒否カードグラビティコアと、同じくSPを0にし、チャージャーすら出させない光皇帝を活かした究極の対話拒否デッキです
光皇帝ベルセルク(ネタ)
・デッキレシピ
・評価
〜8000☆☆☆☆☆
〜7000☆☆☆☆☆
〜6000★★☆☆☆
「攻撃成功時、光明天候であれば相手は何一つできなくなり自分はゲームに勝利する」
フィニッシャーは不死鳥1枚と足りなく思いますが
このデッキはデッキ全部回すまで相手に何もさせなければいいので1枚で十分です。破壊不能・手札に戻ってくるのでパワー1にされようがLOを狙えるので問題ないです。あるとすれば盗まれることですので、そんな時は相手を絶望させて投了させてください。
サイバーミラクル採用により、「召喚時、相手は3tの間チャージャーしか出せない」アルテミスがうまく機能します
自傷堕天使
・デッキレシピ
・評価
〜8000★★☆☆☆
〜7000★★★☆☆
〜6000★★☆☆☆
ローズを使うことでアグロ相手には致命的なまでに減ってしまうデメリットを堕天使、カイロスによる補完し合ったデッキです。
堕天使、グラビティコア、不死鳥、緑龍と手札が大変圧迫されてしまい、グラビティコアを起動させるための天候チャージャーを残すことが難しいですが、堕天使採用により相手に天候を取らせても挽回が難しいのも魅力です。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/25/221030
赤十字
未来で引いてしまうチャージャーを先にドローをしておくこと。先にチャージャーを使っておくことにより中盤から終盤にかけて高い攻撃力を維持することができるデッキです。
デッキは3種あり、それぞれ苦手な白騎士、紅騎士、LO、ミラーに対応したデッキです。
緑龍赤十字
・デッキレシピ
・評価
〜8000★☆☆☆☆
〜7000★★★★☆
〜6000★★★★☆
メタ性能★★★★☆
事故しない★★☆☆☆
爆発力★★★★★
本来苦手な白騎士、LO、灼熱に対し高い確率で勝機を残せる赤十字です。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/24/212743
エレクトロ赤十字
・デッキレシピ
・評価
〜8000★★☆☆☆
〜7000★★★☆☆
〜6000★★★★☆
メタ性能★★★☆☆
事故しない★★★★☆
爆発力★★★☆☆
召喚時効果に重きをおく赤十字、白騎士、LO、エターナルカイザー、闇の継承者、銃士、魔導書に対して有利に戦える赤十字です。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/24/212743
ハイブリッド赤十字
・デッキレシピ
・評価
〜8000★★☆☆☆
〜7000★★★☆☆
〜6000★★★★☆
メタ性能★★★★★
事故しない★★★★☆
爆発力★★★☆☆
爆発力の代わりに広いメタ性能を持たせたデッキです。
緑龍によるvs白騎士・LO性能
エレクトロによるvsミラー・スタン性能
をそれぞれとったデッキです。
風を読む者を採用できず、アルフレッドに対する対応策がないのが難点ですが、それを補ってあまりある対応力が魅力です。
エレクトロ型だったらこちらが正解かと思います。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/24/212743
魔法剣士
手札上限近くまでドローを繰り返し、多種多様な魔法剣士を状況に合わせて使うことでその時その時でデッキの特性が180度変わる使用者を飽きさせないデッキです。
特性上常に択が発生しますが、基本的にその択はデッキをよくしる使用者に有利な択であり、そういう意味で対話を拒否していくデッキです。
ポケモンでいうギルガルド
ソリティア項目には似つかわしくないですが、このデッキは12枚全アタッカーがステータスをもち、うまく使うことができれば貫通・パワー9を持つこのゲームに存在しない最強唯一のアタッカーが12枚採用されるデッキです。
白魔/魔法剣士
・デッキレシピ
・評価
〜8000★★★☆☆
〜7000★★★★★
〜6000★★★★☆
ナンシを採用することにより溜め込めば溜め込むほど強い魔法剣士をたくさん引ける
+魔法剣士という対応せざるを得ない高パワーカードをおとりに、ドクタークローン、ナンシリサ、ライトスラッシャーを通しやすくします!
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/24/212736
悪魔デッキの紹介
それぞれの悪魔全てが実質エリカやホーリーなデッキです。
破壊時効果も強みで、ドローが進んだり盾に突っ込んでも3点を通すことができたり優先権によってはナンシを止めることができます。
本来スタンデッキの苦手である不死鳥に対して悪魔王ジェイドで相打ちを取れるのも魅力の一つで、1月環境暴れまくったせいでナーフされたデッキです。
ナーフ内容は
- 初動の事故率上昇
- SP確保に択発生(暗黒に類似)
灼熱悪魔
・デッキレシピ
・評価
〜8000★☆☆☆☆
〜7000★★★☆☆
〜6000★★★☆☆
マリガン実装により息を吹き替えしたデッキです。
マリガンによる初動の事故率低下は言わずもがな、暴走キャットを採用することでSP確保の択を最小限にすることができるデッキです。
悪魔効果により相手のアタッカーを破壊できる等暴走キャットによる自滅もへり、悪魔の自壊とドローにより早期の炎龍帝フィニッシュも狙えます。
竜巻悪魔
・デッキレシピ
・評価
〜8000★☆☆☆☆
〜7000★★★☆☆
〜6000★★★☆☆
- 評価
史上初の9000到達達成デッキです。
マリガンによる初動の事故率低下による復権したデッキです。
パワー7と、2回使ってしまうと24点削り切れないのがホーリーがエリカに劣る理由ですが、悪魔効果の3点ダメージと悪魔王シェイドが10点であるのでその欠点はなくなり、アクセス率がよくすぐに択になることで、エリカ<ホーリーのナーフ前ホーリーを体感できます。
悪魔の自壊効果により本来事故要因になるメタカードのピン差しが可能なのもいいところです。
攻撃成功時、竜巻にするアタッカーがいないところも欠点ですが、骸骨による攻撃停止、ダークモンスターによる優先権関係ない天候キープが可能です。
竜巻の苦手な天候維持を悪魔が、悪魔の苦手なSP管理、盾ホーリーが解決する
一撃必殺
一撃必殺
1度の攻撃で相手のHP24点を削り切ってしまうデッキです。
単純に盾さえ葬る圧倒的パワーによる対話拒否です。
癖は強いですが、扱いに慣れれば一線級の強さを発揮します。
冥土レイスカ鳥龍
・デッキレシピ
・評価
〜8000☆☆☆☆☆
〜7000★★★☆☆
〜6000★★★☆☆
HPを1/3にし、SPを2倍にする冥土の宣教師や受けるダメージが2倍になってしまう暴走キャットのような自傷デメリット持ち強カードを、手札発動で自分が受けたダメージ分パワーを上げるスカーレットと組み合わせることで一気に勝負を終わらせるデッキです。
手札発動ゆえに苦手なハンデスに対し、ホワイトウィッチには緑龍が、黒騎士には不死鳥がそれぞれ1枚でゲームを終わらせる力を持っており、広い対面を観れるデッキです。
双槍(ジェイク&ラース)
・デッキレシピ
・評価
〜8000★★★☆☆
〜7000★★★☆☆
〜6000★★★★☆
戦場時手札に相方が居れば与えるダメージが2倍になる双槍コンビを活かした一撃必殺デッキです。
アラン採用によるSP難をカウンターブレード採用により強制的に択にすることができたり、プリンスやプリンセスを採用することによる対話拒否等、無種族ゆえに構築自由度が高いのも魅力なデッキです。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/30/233418
エターナルカイザー(ネタ)
・デッキレシピ
・評価
〜8000☆☆☆☆☆
〜7000☆☆☆☆☆
〜6000★★★☆☆
「召喚時デッキにチャージャーが無ければ盾を無視して24点削ることができる」という効果を持つエターナルカイザーを主役に置いた、巨大なパワーによる対話拒否デッキです。
デッキからチャージャーをなくすため、デッキのチャージャーを先んじてドローしておく森の少女を採用することで、☝️の召喚時効果を最強にするためのデッキです。
コントロール
コントロール
相手への妨害により、本来通すのが難しかったり性能を充分に活かしきれない不死鳥や緑龍をフィニッシャーとして最大限活用するデッキタイプです。
序盤に択を集めることで、本来終盤に現れる大切な対話を拒否し
シルヴィアコントロール
・デッキレシピ
・評価
〜8000☆☆☆☆☆
〜7000★★☆☆☆
〜6000★★★☆☆
2枚引いて1枚をデッキに戻すエヴァを採用することで、本来手札で詰まってしまう不死鳥、緑龍、ロイサヴァ、ラファエル、不服、ホープを必要に応じて出し入れできるのが魅力のコントロールデッキです。
天候維持による凍結により相手に何もさせないデッキです。
これはグラビティコアにも類似点がありますが、大きく違うのは必要コストで、その差14。つまり2t分の差があります。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/05/07/215100
光明コントロール
・デッキレシピ
・評価
〜8000★★☆☆☆
〜7000★★★★☆
〜6000★★☆☆☆
このゲームは特殊勝利がLO(デッキ破壊)しかなく、基本的には24点ダメージを通さなければゲームは終着しません。このデッキは受けるダメージを削減、減った先から回復することによりこちらのフィニッシャーへの相手の対抗札を削ぐのを目的としたデッキですが、完璧に対抗札を削ぐのは難しく、相手のデッキをよく見てその場その場の最善フィニッシャーを見つけましょう。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/24/212724
拘束コントロール
・デッキレシピ
・評価
〜8000★★★☆☆
〜7000★★★★☆
〜6000★★☆☆☆
「相手のアタッカーを全て封印する」アルテミスやフルアーマーガーディアンを使いながら、その消費SPを「相手のSP分SPを増やす」サイバーミラクル・ベルセルクを使って補うことで、フィニッシャーの紅の帝王や緑龍に届きうるターン・SPを確保するデッキです。
基本読み合いが発生しないのが魅力です。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/29/181546
闇の継承者
闇の継承者
召喚時能力を3つまで付与できる特殊なカード。
召喚時効果の組み合わせにより相手の勝利条件を奪い続けることを目的とした対話拒否デッキです。
大変難しいデッキですが、一度は使っておきたい通なデッキです。
アリシア継承
・デッキレシピ
・評価
〜8000☆☆☆☆☆
〜7000★★☆☆☆
〜6000★★☆☆☆
継承したカードを複数枚作り、ラファエルやエレクトロウォーリアで止まらないようにした継承デッキです。
クローン継承
・デッキリスト
・評価
〜8000☆☆☆☆☆
〜7000★★☆☆☆
〜6000★★☆☆☆
コンセプトはアリシア同様継承したカードを複数枚作り召喚時無効で止まらないようにした継承デッキです。隙を見てドクタークローンで複製しましょう。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/29/221410
特殊勝利
このゲームは残念ながら特殊勝利はデッキ破壊しかなく、前述したコントロールや一撃必殺、ソリティアデッキ、闇の継承者のような対話拒否の方法が特殊なデッキはあれど
特殊勝利デッキはデッキ破壊(LO)のみです。
LO(デッキ破壊)
ハンデスによる手札の自動供給により、相手のデッキを破壊するデッキです。
このゲームに特殊勝利はLOしか存在せず、基本的にHP24点を削りきらなければゲームは終着しません。
つまり、なんらかの方法により相手のデッキに存在する総合アタッカーパワーを24以下に収めることができれば、デッキ枚数差によるLOを狙うことができます。
灼熱LO
・デッキレシピ
・評価
〜8000★☆☆☆☆
〜7000★★★☆☆
〜6000★★★☆☆
バトルガールを用いて相手のアタッカーを全て火傷にし、破壊することで相手の総合アタッカーパワーを24未満にすることを目的としたデッキです。
相手のアタッカーをあらかじめ全焼させておくことで、暴走キャットのようなパワーチャージャーをデメリット抜きに使い、尽きないSPを用いて盾を連打。
勝つことが難しい場面でも豊富なSPによる勝利を掴めるLOです。1度でも盾によるダメージを当てれば勝てるアイリス、対策してないデッキを全て破砕する緑龍、不死鳥等、対応力の広いLOです。
ホープLO
・デッキレシピ
・評価
ホープ採用により必要な時に不服の魔女、キング、紅の帝王、カイロスを持ってくることで魔導書や緑龍に対して対策をしたLOです。
このデッキは破棄択を選ぶことが多く、あまり必要のなさそうな不服の魔女もピン挿できます。
光明LO
・デッキレシピ
・評価
〜8000★★☆☆☆
〜7000★★★☆☆
〜6000★★☆☆☆
相手のデッキの総合アタッカーパワーを、ダメージ半減、ダメージ消滅、HP回復により必要以上に求めるLOです。
相手のアタッカーにいかにして盾を合わせるか、半減を合わせるか、消滅を合わせるかが重要になってきます。
SP踏み倒しデッキ
このゲームは溜める・殴る・守るに対話が生まれるゲームであり、
この項目のデッキはSPを溜めるという対話を拒否することを目的としたデッキになります。
カオスデッキ
カオスシルヴァーの手札発動:効果によるパワーやコストの増減を反転させる。
により、コスト踏み倒し、バフ、緑龍、不死鳥によるフィニッシュ全てを無力化させる最高のメタデッキです。
CGS(カオスグッドスタッフ)
・デッキレシピ
・評価
〜8000★★★★☆
〜7000★★★★★
〜6000★★★☆☆
※ただし上級者に限る。
このデッキを上手く使えるプレイヤーは未だ1人しか存在しません。
多くのフィニッシャー級をそれぞれが最大限活きるようにした構成されたデッキで、貫通を過分に入れているデッキ以外全てに勝つことができるデッキです。
自分と相手のデッキへの理解、つまりメソロギアへの理解が追いつかないと使いこなせません。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/09/191614
特殊スタンダード
◯◯押しつけスタンダード
ソウルハンターやゾンビと言ったカードを相手に押しつけ少ない択を強いるスタンダードデッキです。
ソウルハンター押しつけスタン
・デッキレシピ
・評価
〜8000☆☆☆☆☆
〜7000★★★☆☆
〜6000★☆☆☆☆
相手にもいい思いをさせてしまうデメリットを持つソウルハンターを最大限自分が得するように組んだデッキです。
このデッキのソウルハンターは「召喚時相手の手札の択を一つ未来永劫奪い続ける」です。
移動無効効果を持つワイルドホエールを常に構えておくことで、相手にとってソウルハンターはただの置物。相手の出せる択一つを確実に一つをつぶすことができ、3枚引ければ相手の手札をソウルハンターだけにすることもできます。
そうすることで相手に出せる択は1つしかなくなり、解決するにはソウルハンター択に無駄に1t使わなければいけなくなります。読み合いジャンキーなデッキには見えますが、実のところ対話拒否デッキです。
ゾンビ/ヴァンパイア
・デッキレシピ
・評価
〜8000★☆☆☆☆
〜7000★★☆☆☆
〜6000★★★☆☆
攻撃成功時、召喚時それぞれで相手の手札から択を一つ未来永劫奪い続けるデッキです。
ゾンビは基本スタッツ4/7で毎ターンパワーが落ちいくので実質最大値は4/6です。普通のデッキは6点を与えることに意味を持たないので、相手にとってゾンビを出す択は自分と比べ無意であり、相手の手札にゾンビが増えるたび、選べる択が減っていきます。
ゾンビデッキには自分のゾンビのパワーを実質+3するゾンビクイーンというカードがあり、ゾンビは実質4/9です。
ヴァンパイアという相手のカードの択有意性を減らす種族との相性もよく、相手には一生意味の薄い択を迫ることができます。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/25/214747
バーサーカー
絶対召喚という扱いにくい効果であり、この欠点を補うために白魔導の封印、シャルによる未来視、貫通やプリンスによる凍結がありますが、中でも銃士ネイルと泣き虫による速攻型が抜きん出て強いです
銃士バーサーカー
・デッキレシピ
・評価
〜8000☆☆☆☆☆
〜7000★☆☆☆☆
〜6000★★★★☆
マリガンで大幅に強化されたデッキです。
マリガンで4/7ネイル、泣き虫聖者を魂で引きにいってください。
4/7ネイルをさっさと通しておきましょう。
泣き虫聖者を引ければ、相手が盾やエリカのような対策札を用意する前に速攻で16/16バーサーカーを出すことができます。
これもまた貫通や凍結以上に優秀なバーサーカーサポートです。
引ければ勝ち、引けなければ負け。って感じではありますがとても簡単に6000までレートを盛ることができます。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/24/212651
アリシア(たのしい)
「偶数t時SPが10あれば場のカードを手札に戻す」
という手札発動効果をもつアリシアを使い、戦場で効果を発するカードを使い回すデッキです。
アリシア白騎士
・デッキレシピ
・評価
〜8000★★★☆☆
〜7000★★★★☆
〜6000★☆☆☆☆
高い評価を送るデッキです。
本来白騎士では勝つのが難しい魔導書に対して、勝ちを望めるデッキです。
アテナやアテナの実質チャージSPを増やすことができる、チャージャー盾や相手を止めるルイスを偶数ターンに投げることで、白騎士が本領を発揮する9tまで耐えることを目的としたデッキです。
詳しくは下記のリンクです
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/25/210819
アリシアレウィン
・デッキレシピ
・評価
〜8000★★☆☆☆
〜7000★★★☆☆
〜6000★★★☆☆
「偶数t時SPが10あれば場のカードを手札に戻す」
という手札発動効果をもつアリシアを使い、戦場で強い効果を発する盾やレウィン、ロイサヴァ、ラファエルを使い回すデッキです。
「召喚時手札の枚数パワーをあげる」レウィンを活かすデッキです。
上昇したパワーは手札でも高いままなので、無限にバフをかけることができます。
相手からの干渉を無視したデッキではありますが、昨今の手札干渉系カードが減った環境であれば使いやすいデッキだと思います。ライオットやナイトスレイヤーが復権次第評価も変わります。
アリシアヴァンプ
・デッキレシピ
・評価
〜8000☆☆☆☆☆
〜7000☆☆☆☆☆
〜6000★☆☆☆☆
「偶数t時SPが10あれば場のカードを手札に戻す」
という手札発動効果をもつアリシアを使い、戦場で強い効果を発する盾やヴァンプ、ロイサヴァ、ラファエル、ルイスを使い回すデッキです。
「召喚時、相手手札の優位性を減らし、自分のカードパワーをあげる」効果をもつヴァンパイアを使い回すデッキです。
銃士、魔導書、魔法剣士、赤十字と言ったため込む系のデッキに対して2回も使えば相手の手札にある全てのカードに出す意味がなくなるほどの有意性を奪います。
「召喚時、相手の無意カードの数だけダメージを与える」盾であるダークヴァンパイアも使いまわすことで、1枚でも無意カードがあればそれだけで勝ててしまいます。
アグロ
「攻撃成功時自分の手札のアタッカーのコストを0にする」
このような効果を持つアタッカー2種を主軸とし、アタッカーがデッキの中心となり、ゲームの早期終着を狙います。
必要コストが低い反面パワーも低く、888=24で相手のHPを削りきるスタンダードな勝ち方ではなく、677“+α”>=24といった感じに、本来3回殴るだけでは足りない“+α”をなんとか召喚時効果で補うデッキです。。 ※α>3
※例)
- パワー3バフの“アラン”
- 召喚時3ダメ飛ばす“エイドリアン”
- 戦場時ダメを飛ばす“カウンターブレード“
速撃王
銃士アグロ
・デッキレシピ
・評価
〜8000☆☆☆☆☆
〜7000★☆☆☆☆
〜6000★★★☆☆
このデッキの魅力は本来おさかなだけでは難しい+αを簡単に叩き出せてしまうことです。
おさかなは「召喚時、自HP>敵HPなら2ダメ与える」という条件付き効果を持つ6/7アタッカーです。
銃士という召喚時に1ダメを与えるカードと相性がよく、1度も攻撃を通さずに召喚時の条件を満たせます。最近の環境に多いナンシを採用している魔法剣士・魔導書・赤十字に対して優先権によってはデッキコンセプトから破壊できます。
召喚時に1ダメを与える銃士、召喚時に2ダメを与えるおさかなと合わせて+3
と、条件αを満たすことができます。
※条件(α>3)
- (ネイルorエレメンタルスナイパー)x3
- アランx1
- エイドリアンx1
- (ネイルorエレメンタルスナイパー)x1+おさかなx1
- おさかなx2
パンプキン🎃デッキ
ガチ
構築戦で高い勝率を目指せるパンプキン🎃デッキです
パンプキンスタン
・デッキレシピ
・評価
〜8000★★☆☆☆
〜7000★★★☆☆
〜6000★★★☆☆
デッキの特徴は他のスタン系に比べて、アタッカーのパワーがそこまで高くなく、暗黒スタンのエリカや灼熱のアイリスといった明確なフィニッシャー(読み合い拒否や高パワーなど)がいない点です。じゃあ他のスタンの方が強いじゃないか、となりますが、このデッキの強みは他のスタン系が不利としやすいコントロール系、白騎士に対して有利を取りやすい点にあります。つまるところ、パワーを下げている分見れる対面を広げているといった感じです。あとはフリーザ・死神・ブレイブブレイカーとのコンボでのパンプキンデッキとはまた異なる型です。
詳しくは下記リンクから
https://mythologia.hatenadiary.com/entry/2020/04/23/195214
中堅
環境によっては活躍するパンプキン🎃デッキです
フリーザパンプキン
・デッキレシピ
・評価
〜8000★★☆☆☆
〜7000★★☆☆☆
〜6000★★☆☆☆
他の天候系スタンデッキとは違い、コントロール系のデッキに強く刺さります。
ロストが入っている関係上殴り合いには滅法弱いので
スタン環境での活躍は見込めませんが環境上位の多くを占めるコントロールデッキ・魔法剣士に対して高い勝率を見込めるのでオール★★の評価です。
死神パンプキンとは違い、フリーザから、ロスト、レイマス、糸使い、パンプキン、プリンセスと繋がるカードが多く、要求値が高いのでネタデッキとはいえないと思いこの評価です。
死神パンプキン
・デッキレシピ
・評価
〜8000☆☆☆☆☆
〜7000★★☆☆☆
〜6000★★★☆☆
潜在パワー★★★☆☆
死神の攻撃成功時相手の手札を全破壊した後にパンプキンを通すデッキタイプですが、手札要求値と相手構築に求める要求値が高く、使い勝手は悪いです。
ただ、このデッキの評価は主にBβパックの発表以前のもの。
ホワイトウィッチやナイトスレイヤーによる手札破壊。ライオットやルークによる封印と言った手札干渉効果持ちがいなくなり、比較的パンプキンが通りやすくなったかと思いますので割と評価は高かったりします。
※注意点
使うと両者サーバが落ちる可能性があるので使用は事故判断・自己責任でお願いします。
(可能性なので絶対じゃないです。体感10回に1回くらい?)
見逃されてるサーバ落ちカードもあるので、いちがいに死神だけ叩くのも違うかなとはおもいます。
例)ブレイブブレイカー、騎士王、悪魔骸骨
いらない衝突避けたい方は使用自粛しましょう!
ネタ枠・おもしろアイデアデッキ集
割と強い
文字通り割と強いやつです
4グラドラ
・デッキレシピ
・評価
〜8000☆☆☆☆☆
〜7000☆☆☆☆☆
〜6000★☆☆☆☆
ワロス力★★★★★★★★★★
ネタデッキの域を出たネタデッキです。
貫通に対してなす術なく負けてしまう+相手の対応に追われると厳しい。
というの欠点はありますが1月の構築王(公式イベント)にて1番の票数を集めたデッキです。
導きし者の効果によりアリシアのが4SPで起動し、
一度のSPチャージもなく2t目以降、無間に盾を出すことができます。
アリシアは偶数tに場のカードを回収するという手札発動です。
奇数tに響音のデッドや風を読むものを出しドローし、偶数tに盾のコストを下げるアテナを出すことで、9t目までに盾をアタッカーに変えるアーロンを4コストに落とすのを目的としたデッキです。
【徹底考察】メソロギアの最強の考え方を解説!今そのカードを出して、本当に意味があるの?《検証と考察》【メソロギア】
皆さんこんばんちわ。最近は花粉が怖くて自動車学校サボってます、こうちゃんです。
今回は、2月度レートランキング1位、3月7日公式大会3位入賞を達成したこうちゃんが、対戦時に何を考えてるのか、どう考えれば勝てるのか、それらを掘り下げていこうと思います。
目次
メソロギアにおける優劣の考え方
早速ですが、皆さんは普段の対戦中、相手と自分どっちが優勢でどっちが劣勢なのか、深く考えたことはありますか?
実は、相手の手札が見える斬新なDTCG「メソロギア」には、カードゲームとは別に、盤上遊戯、すなわち将棋やオセロに似ているものがあります。
王手を重ねて出せる択を制限
オセロや将棋は相手に王手を重ねて出せる択を制限するゲームです。
それらのゲームでは開発が進み、コンピュータが優劣を出してくれる機能があります。僕たちメソポタミアンは読み合いゲームの新参者、見習うべきところばかりで、実際に有利不利の考え方は将棋やオセロと同じです。とはいえ将棋もオセロもルールをよく知らない人も多いと思います。ですから今回は、メソロギアの最低知識だけで理解できるように話していこうとおもいます。
最強の考え方《検証と考察》
では、優劣勢について具体的にどう判断するのか。
それは択の数です。1番わかりやすい例えとして、アタッカーや盾は手札で最も機能すると言うのがあります。と言っても本当かどうか疑わしいと思うので、今からそれを2つのパターンに分けて説明します。
アタッカーを持っている場合
自分がアタッカーを持っている場合、相手は常にアタッカーを警戒しているので、本当に自分がアタッカーを通したいと思う時までに、盾(例えば6/16の玄武)を出してSPを消費してくれるかもしれません。この場合、SP面で自分が出したチャージャー(基本スペック10)の16SP分、自分が得します。
盾を持っている場合
自分が盾を持っている場合、相手は盾を警戒し、アタッカー(基本スペックの6/8)を投げずに様子見してくるかもしれません。つまり、盾を持っていない場合に比べ、相手のアタッカーが出るまでの時間を稼ぐことができます。自分が相手を完封できる(6/8の上の10/9)アタッカーを引くまで出してこないこともあり、盾を相手アタッカーに合わせられた合わせられなかったにかかわらず持っているだけで有効です。
以上2つのパターンで説明しましたが、これだけでも手札に択があること。つまり<b>ブラフが重要</b>だとわかってもらえたと思います。
じゃあ、チャージャーはどうでしょうか。実はチャージャーでも同じことが言えて、択として常に複数手札に置いておきたいカードです。それぞれ効果が違うので当たり前ですね。
常に何かを出せる手札が強い!!
以上のことをまとめると、メソロギアにおいて強い手札というのは
アタッカー、チャージャーA、盾、チャージャーB
のようにそれぞれのカードが<b>「常に出る可能性がある」</b>ということです。そうすることで、相手はアタッカーをケアするorチャージャーAケアor盾ケアorチャージャーBケアをしてくるので、相手目線やりたいことが遅れます。それが強いということは、攻撃成功時、アタッカー、盾、チャージャーを1枚づつ手札に加えるアストレアが虹レアになっていることからも分かると思います。こういうことを抑えると、本来自由であるはずのシャル、ホープなどのサーチ系カードにも、サーチしてくるべき正解カードが生まれてきますし、アストレアは充分なSPがあるときに1番に機能するということ、そしてそれらがお互いにわかっていて初めて「択」として成立することがわかると思います(後で説明追加します)。
択の強さはメソロギアへの理解できまる
実はこういうプレイングの基本の理解が択の強さに直結してきます。
さっきも言いましたが、アストレアはSPが充分に溜まったときに1番に輝きます。しかし、もしそれが相互に理解できていない場合、相手のSPが充分に溜まっていないのにも関わらず盾を合わせに行ってしまいます。
要するに、自分は出すつもりなんてない(出しても旨味がない)にに、勝手に盾を消費してもらえて、自分がアストレアを出したい(アストレアが1番輝く)とき、盾を当てられるリスクなしで出せるんです。
優劣勢の理解力でこんなに差がつくんです。
もっと言えばさっきの、手札に択があるということの重要性、これらも自分だけが理解している場合の話で、一見平等に見えるジャンケンも、実は平等ではないのです。
なぜなら自分がジャンケンだと思っているとき、相
手はジャンケンだとすら、思っていないからです。
しかしながら、先ほど挙げたような最高の手札、SPも充分にある。そんな状況でも劣勢になる場面があります。
もちろん、王手を重ねて相手の出せる択を制限する方法もあります。デッキ例を上げるなら暗黒スタンです。このデッキ、それぞれのアタッカーが16点相当の火力があり、黒騎士エリカも採用可能なので、1発でも通せれば将棋でいう寄せに入るからですね
(盾の凍結→アルフレッドの攻撃成功時盾を破壊→無防備な顔にレックス=16点=残りえりか1回)
もちろん、お互いに理解が深まればただのジャンケンなので、SPが充分に溜まっていようが溜まっていまいが関係はないのですが…(ぼそぼそ
グーしか出せないのは弱い!
全部まとめて簡単にいうと、ジャンケンでグーしか出せないのは弱いに決まってるからチョキもパーも一緒に持ちましょうってことです。
SPがないのにアストレアを通しても、結局次のターンはパー(チャージャー)しか使えないので、相手はチョキをノーリスクで合わせることができます。
上の画像のように、せっかくアストレアを通しても、次のターンに相手にアストレアを通されるので意味がないということです。
本来なら盾が択になり、アストレアを出してこないかもしれないし、こっちがもう一度アストレアを通せるor盾を合わせることができれば完全に有利なのです。
手札にグーチョキパーを持ってくるアストレアも、SPがなければ意味がないというのはこういうことです。
以上、出張こうちゃん道場、「択のある手札が最強」でした。
ここで一旦今回のお話は終わりになりますが、、、
実はわたくしこうちゃん、最近一番弟子を募りグループDM「こうちゃん道場」を作っていまして、ここからはその宣伝をさせてもらいます。
一番弟子といいましても、内容としてはどうしても1位を譲りたくないわたくしこうちゃんが思いついたアイデアデッキを、集まった一番弟子達に使ってもらってみんなで構築の改善、新しい環境を作ろう٩( 'ω' )وというもので、実は私ばかりが得する企画になっています。しかしそれでは流石に申し訳が立ちません。そこで他にもやっている活動として、数名在籍する師範代(ランカー)による構築相談、プレイング相談、対面意識のアドバイスやこのブログで書いたようなことを聞かれれば説明したり。。。があります。
まぁ、「質問すれば答えてくれる」グループであって、楽しくやろう♪ってグループではありません。
(今後は楽しくやっていきたいなーって思ってます
そんなこうちゃん道場、ただいま絶賛メンバー募集中なので、もし興味があったり、少しでもこのブログがためになったなという方がいましたら、@kmgt12345 までDMください。
2月度最終レートです。1番上の圧力ある名前が僕です。
なぜ環境はぶっ壊れた!?1月環境を襲った【悪魔】を《徹底解説》幻のレート9000到達に隠されたLOパンデミックとは一体!?【メソロギア】
どうも初めまして、今回が初めてのブログになりますこうちゃんです。
今回は、メソロギア最大のぶっ壊れデッキ【悪魔】と【銃士】が支配した闇環境、1月環境の解説です。
なんで悪魔はこんなに強かったのか?
史上初の9000到達はなぜ起こったのか?解説していきます!
目次
ボタンクリックで対応する時代にタイムトラベルです
- 目次
- [:contents]
- 環境最初期、ぶっ壊れた銃士編
- 環境第二期、悪魔現る👿
- 環境第三期、大怪獣壊滅編
- 環境第四期、銃士は2度舞う!
- 環境第五期、LOパンデミック編
- 環境最終期、ぶっ壊れ環境
- まとめ
環境最初期、ぶっ壊れた銃士編
銃士の特性としてマッチング相手と自分が半分勝って半分負けるっていうのがある。このことから、銃士対策の定まっていなかった環境最初期、みんなの6000到達を遅らせた。結果、6000行くまでに差分の8が無限にあったからみんなの6000到達時期が一緒になり、レートプールは増大
環境第二期、悪魔現る👿
みんなが6000に届いたころ、銃士にも勝てる悪魔が流行った。その結果銃士の勝率が落ち、ストッパーが役割を果たして悪魔が銃士からレートを搾取する。その他のtier1デッキが、銃士特化のメタデッキから搾取し、結果的にどっちにも勝てる暗黒や悪魔が以上増殖(暗黒<悪魔)ランキングTOP5はいずれも悪魔に
環境第三期、大怪獣壊滅編
メタを受けて銃士が減り、7000到達の難しさからも銃士は減り、8000到達者のデッキ幅は広がった。
同格のマッチング相手ができたことで悪魔以外でもレートを盛ることができたこの時期、ランキング1位はどんなデッキでも狙えることができた平和の時代
主な1位到達デッキ→(DD、暗黒、悪魔、赤十字)
環境第四期、銃士は2度舞う!
相次ぐ8000到達に焦った一部の上級者が銃士を使い出し8000到達報告が銃士で一杯に。平和の時代は終わる。
結果的に銃士は増え、そのメタが可能でメタも食えるand天敵(DD)のいなくなった悪魔は相対的にさらに強くなる。それまで横並びだったランキングに差が生まれ始め、9000到達者まで現れる(伝説)
環境第五期、LOパンデミック編
9000到達者が現れた一方で、メタの方向性が大きく変わる事件が発生。それまで注目されていなかったLOデッキが多数出現、環境を大きく荒らす。それまで一強だった悪魔は“そこまで”勝てなくなる。
LOに勝てないDDや赤十字はより一層辛くなり、唯一択が生まれるデッキが出現した悪魔も勝ち切りにくいこの時期、機を逃したランカー達は9000到達に一生届かない
環境最終期、ぶっ壊れ環境
LOというデッキ、上位デッキには勝てても中間デッキには勝てない。つまりは1位を突っ走るデッキではなく、銃士と同じくみんなの足を引っ張るデッキタイプだ。難易度は高く、使用率は銃士に比べ低かったが、環境第五期を終え、みんながレートの真実に気づいてしまう。つまりは「レート上位者からレートを吸えば、僕のレートも盛れるのでは??」ということで、LOや銃士を環境に合わせて握り変える時代が訪れる。環境最初期同様、勝ち>負けポイントだからで、LOや銃士は最初期同様「盛れる」からだ。しかし最初期と違うのは損する人間がいるということ。上位者としては勝ち<負けポイントの勝率5割対戦、絶対するべきではないが、すでに9000到達者のいる状況、対戦を強制される。
まとめ
このようにして環境最終期、みんながレートを分け合い、8500前後をさまようことになる。最終レートは当時8900まで届いていた人さえ8500を下回り、9000到達者1名を残して悪魔、銃士のレートバブルを終え、最終ランキング上位は早々に自分の順位に納得し撤退した人たちになる。
以上から悪魔、銃士は非悪魔銃士プレイヤー以外も含めてレートに貢献し、最終8000は20人を超え、平均毎月6、7人の8000到達者を、多くもたらした。
《後編》メソロギアの4月環境〜現在までを《徹底考察》!【メソロギア】【調整カード】【環境変遷】【マリガン】
※この記事は後編になります
まだ前編・中編をお読みでない方は前編からお読みください。
前編(β〜新パック実装まで)リンク↓
《前編》メソロギアのβテスト〜12月環境までを《徹底考察》!【メソロギア】【調整カード】【環境変遷】 - mytho_koutyan’s diary
中編(新パック実装〜マリガン実装まで)リンク↓
《中編》メソロギアの1月環境〜3月環境までを《徹底考察》!【メソロギア】【環境変遷】【新パック】【環境考察】 - mytho_koutyan’s diary
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ようやく後編ですね。
これまでに書いた文字数なんと2万字オーバーです😭
ここまでお付き合いいただいて本当にありがとうございます!
今から話していくのは4月環境(マリガンの実装)〜現在までの【マリガン時代】をお話ししていきます。
随時更新していく予定ですので、月の代わりには是非チェックお願いします。
ーーーーーーーーー以下本文ーーーーーーーーーーー
4月環境変遷(マリガンの実装)
いよいよなんもわからん4月環境の話となりました。4月環境の最大の変化は、なんといってもマリガンの実装でしょう。
ver1.4.0 4月更新内容2 - メソロギア開発情報
他ゲーでよくあるマリガンですが、メソロギアのマリガンはそれらとは少し違います。通常のマリガンは戻すカードを選択した場合、戻したカード分カードを引いた後戻したカードを含めてデッキをシャッフルしますが、メソロギアのマリガンは戻すカードとして選択したカードは、不服の魔女同様デッキの一番下に送られ、シャッフルせずトップからドローが行われます。
この仕様が何をもたらすかというと、不要カードを底に埋められるようになることを意味し、逆に言えば、魔導書などの中盤から必要なカードを戻すと、底に送ったカードを再度引きに行くことが難しくなることを意味します。そのため例えばアタッカー2チャージャー2のような状況でアタッカー2枚をマリガンすると、その後の展開でアタッカーを引くことがかなり難しくなるため、バランスを維持したマリガンが求められるという事です。
またメソロギアは初手特定カードを引き込むことで強い動きができるデッキがありますが、そのタイプのデッキについてはマリガン不可という対応がとられました。エターナルカイザー、赤十字支援兵、速撃王、グランド・ドラゴンですね。懸念を払拭する対応だったと思います。逆にいえば今後初手上振れの強さが認められたデッキについてはマリガン不可になりかねない点がユーザー視点だと怖い部分ですね。ナンシなどが候補になりかねません。
マリガンが変えたカード評価
マリガンによって強くなったカードの話をさせていただきます。
・泣き虫聖者
かつてリスクの割にうまみが2だけといわれていたこのカードも、マリガンによって再評価されました。メソロギアのマリガンは相手の手札が見えるので、その時点で何デッキかが判明します。これにより、初手で安全に出せる対面ならキープ、逆に初手で出せない対面(ウィニーなど)の際は返すという運用により、対面依存のカードではなくなりました。奏者と比べた場合カオスの影響を受けない、白騎士、LOなどの耐久デッキに対しても高チャージができることが強みです。また12というチャージ量は1発でマッドガンナーを出せる、魔法剣士の初手において智の起動を実現できるなど、大きな強みを持っています。
・管理者・ホープ
コントロールデッキの相棒ホープも更に強化されました。そもそもコントロールデッキにおいて高コストは初手にいらないカードなんですよね。択が減るだけですし、例えば不死鳥が初手にあるとデバフで使い物にならなくされます。そういう意味でコントロールデッキのフィニッシャーは全マリの対象なのですが、ホープを採用すると底に送ることで確実に素引きしない状態にしたうえで即だし可能なSPで好きなフィニッシャーを持ってこれます。相手主導権の時に出せばラファエルエレクトロウォーリアー以外の妨害も受け付けないので、コントロールデッキの強さを確かなものにしています。さらにホープはメソロギアで数少ないデッキシャッフル効果持ちなので、底に送ったカードをデッキに再配置できることも強みとなっています。
・不服の魔女
マリガンによってチャージャーの枚数を減らすことが可能になりました。チャージャーを減らすとアタッカーの枚数が増えますが、手札のバランスが悪くなったタイミングで撃つことで仕切り直したうえで、トップ解決を通常の4倍できるようになります。ホープでデッキの再配置をした際に行えば、引きたいカードが引ける可能性も高まります。
今まで博打だったこのカードも、同じく強化されたヴァンパイアに対してもアドを取り返すことができ、活躍するようになりました。
・1枚しか引きたくない手札効果持ち全般
ジャンヌ、アーサー、カオシルなどです。これらは1枚はひきたいものの重なってほしくないという関係上枚数を2枚に抑えるなどを考慮しなければいけなかったのですが、マリガン実装により2枚でも引きに行けるようになり、逆に刺さらない対面には底に埋めることができるようになりました。
・2枚コンボ全般
プリンセス糸使い、ライオットブラント、アランスケルトン、崇めし極めし、レイジスカーレットなどの2枚コンボを狙って探しに行けるようになり、コンボの安定感が生まれました。特に強くなったのはラースジェイクですね。
・メタカード全般
マリガン時点で対面のデッキがわかるので、2積みして全力で引きに行くという手段を取れるようになりました。メタを2種類3積みしたら6枠消費するところを、両方2積みで2枠空くというのはかなり大きく、ここに自身の戦術を強化するカードか更なる別のメタを入れるなど、自由度が上がりました。
・白魔導士・ナンシ
基本的に最初の2ターンほどしか使えないナンシですが、全マリなどで発動成功率が格段に高まりました。白魔道書と銃士がまだ戦えるデッキになりました。
・魔銃士・ネイル
マリガン可能なアタッカー最強格です。相手の泣き虫聖者を咎めることができ、主導権を持っていれば初手ナンシすらも黙らせます。尚且つ相手のライフを残り16にできるので、ギガントハンドの一撃を準備するだけの状態を1Tで完成させられます。
・魔法剣士
対面に合わせて制と封どちらを主体に攻めるかをマリガンで計画を立てていけます。
・ドクター・クローン
クローンを採用することのリスクとして、初手チャージャーがクローンのみで出すと、トップがチャージャーではなかった時に詰むという欠点がありましたが、それもマリガンで改善されました。
・黒魔導士・ペガ
魔導書には初手に不要だけど4Tくらいから欲しいカードが大量にあるためマリガンで頭を抱えることが多いのですが、ペガを入れることで魔導書を底に埋めても最低保証の1枚の確保ができるようになり、採用によって魔導書マリガン問題の多少の緩和ができるようになりました。
・悪魔
ナーフ後は初動事故を起こすため弱いデッキでしたが、マリガンで緩和されました。
・ヴァンパイア
デビルとクイーンで、2Tに刺さる方を引き込みに行くという動きができるようになりました。
また、4月の大きな仕様変更はもう一つあり、それは攻撃処理のタイミングの変更です。今後攻撃失敗時効果というものが追加されるらしく、それに伴い効果処理が以下のように変わりました。
・旧
主導権者のルール上の戦闘処理(攻撃ダメージとSPチャージ)→主導権者の成功時効果処理→非主導権者のルール上の戦闘処理→非主導権者の成功時効果処理
・新
主導権者のルール上の戦闘処理→非主導権者の戦闘処理→主導権者の成功時効果処理→非主導権者の成功時効果処理
この変更で影響を受けたカードを挙げていきます。
・魔法剣士・制、マジックジャック、マッド・ガンナー、魔人・ベルセルク、闇龍王
自分主導権時にベルセルクを出し、相手がチャージャーを出した場合、ベルセルクは今ある相手のSPのみを奪い取り、対面しているチャージャーのチャージSPには干渉できなかったのですが、この仕様により、主導権状況に関係なく対面するチャージャーのSPまで根こそぎ奪えるようになりました。闇竜王も同様ですね。マジックジャックと魔法剣士・制は相手のSPが0の状態でも対面のチャージャーに干渉しSP削減ができるようになりました。
顕著に環境を変えたのはマッド・ガンナーですね。今までも強いといわれていたカードでしたが、プレイヤー間の駆け引きとして、相手に主導権がある時の方が削減量が多いため投げられやすく、故に止められやすいという部分がありましたが、この仕様変更によりいつでも変わらぬ削減量となり、12/9という恵まれたステータスのニュートラルという観点からスタンに確定で入るカードとなりました。
コントロールメタとして注目されることの多いカードですが、実のところスタンメタとしての一面非常に強いカードです。
環境を象徴するデッキ(思考錯誤のメタ環境)
環境デッキを挙げていきます。
○削減ヴァンプ
竜巻へのヘイトが頂点を迎えた結果単種族デッキになった pic.twitter.com/Hsu7xS1I6b
— キャッツ99 (@99_2027) April 23, 2020
調整情報とともに強いと噂されていたヴァンパイアを活かしたデッキが活躍しました。
アタッカー枚数を増やすことで、不服の魔女を使った時にアタッカーを引く確率を上げたデッキです。
相手のチャージャー・アタッカーパワーを下げることで、相手の手札の優意性を奪います。
マリガンと共に強くなった泣き虫聖者を採用することで、1発でマッドガンナーにアクセス可能になるのはとても魅力です。
初手泣き虫を決めれば、アタッカーの圧によって大抵の試合を優位に運べます。
〇CGS
こうちゃんブログ
CGSのエッセンス メソロギア - mytho_koutyan’s diary
強化され環境で一強を築いていたヴァンパイアに対し安定して偶数tに盾を投げられ、暗黒に対して不死鳥がメタとして成立したデッキが活躍しました。
立ち回り次第でなんにでも勝てるを体現したようなコントロールデッキです。特徴としては序盤中盤でチャージャー枚数を絞り、ホープというデッキシャッフル効果を使い、序盤中盤終盤でのカウンターフィニッシャー期待値が大幅に変わる点、ヴァルキリー不服ホープの長期的なギミックを搭載している点です。アルカディアカウンター後の詰め枠にあたるキングが、魔導書、銃士などのコントロール無理対面に対して勝ち筋を作れているのが偉いと思います。
使えば強いですが考えることが多く負けの言い訳がきかないので、ラダーは不向きです。逆に言えば大会で使われやすいデッキであるとも言えます。
○暗黒スタン
イナリさんブログ
メソロギア<暗黒スタンのエッセンス> - 病むに病まれず病み時雨
CGSに少し遅れて流行ったデッキです。
環境の頂点に座していた削減ヴァンプに対し、不服に魔女により手札の優意性を回復し、マッドガンナーでカウンターを入れることで活躍したデッキです。
削減ヴァンプの人権を奪ったデッキだと言えます。
その後流行ったカウブレと合わせ、ヴァンパイアを見かけることは少なくなりました。
プリンスによる盾凍結により、元からアタッカーとの対話を拒否する9点のマッドガンナーが簡単に攻撃成功できるデッキです。(9点同士かちあったとしてマドガンの“sp削減”は絶対成功する)
マッドガンナーやアルフレッドは1度でも攻撃を成功させてしまえば次の攻撃を通すことが可能なカードで、フリーズアーチャーやプリンスを使って、連続した攻撃が可能でした。
エリカという〆にも有利なカードがあり、まさしく泣き虫・マドガン環境を象徴するデッキでした。
〇ラースジェイク
マンモスさん記事
双槍のエッセンス - mytho_koutyan’s diary
CGSデッキに対して貫通を持っている点、ローズに対して(8+3)x2+2=24の1パンができる点、ヴァンパイア対策で偶数tにカウブレが投げられる点、が評価され、CGS、暗黒、削減ヴァンプに対してのメタとして活躍したデッキです。
3月頭からバフが入り、更に4月のマリガン追加によって大きく評価を高めたラースジェイクデッキです。ラースジェイクを0Tから集められる点と、上振れ用の不安定カードだった初手ナンシが安定するようになったことが大きいですね。ラースジェイクはニュートラルカードの為、紅騎士を採用しアタッカーを焼いて楽にラースジェイクを通せる状況を作るバトルガールと0コスで択を作れるカウンターブレイドを採用できるのが大きいですね。すべてのアタッカーがニュートラルのデッキは結構珍しいです。2パン1パンでの勝利を狙える構築はアタッカーを絞ることができるので、ナンシラースジェイク全力マリガンをやったとしても事故ることがほぼないというのも強い点かもしれません。
〇カウブレ黒騎士
ちゃもすさん解説
暗黒カウンターのエッセンス - mytho_koutyan’s diary
カウブレを採用することでラースジェイク、CGS、削減ヴァンプ、暗黒ミラー、に対して広く活躍したデッキです。
コスパの良いカードで一発入れ、2発目以降をカウンター択で相手に圧力をかけ優位に立ち回るような、相手の悩みの種を増やす戦術に長けたデッキです。エリカの扱いに難しさがありますが、カウンターが無条件天候変更ではなく、あくまでカウンター時のみの変更である点がこのデッキを成り立たせています。不服がエリカを引きに行く役割と攻撃に合わせて軽装兵引きに行く役割というメタ関係なく二つの役割を持っている点が偉いですね。クローンの使い方次第で戦略を作っていける要素もあり、中々難しいデッキだと思います。DDカオスの全盛期環境だったため、どんな場面でも相手の高火力を利用しワンチャン残せるこの構築が生まれたのだと思います。
3月構築から変わった点としては泣き虫聖者が採用されたことと、マッドガンナーが強くなった事、ロイサヴァ枠が確定になった事でしょうか。
〇白騎士
こうちゃんブログ
白騎士のエッセンス メソロギア - mytho_koutyan’s diary
※3月と同じブログです。
CGSデッキよりも対応力は落ちますが、その分SP削減、暗黒と言ったデッキに対してメタとしてより活躍したデッキです。
4月で強くなったマッドガンナーが入るスタンデッキに対して強く、安定した勝率を出すことができる白騎士デッキが活躍しました。
また、白騎士の天敵である魔導書・銃士と言った手札発動系デッキがマッドガンナーの増加とともに減り、白騎士にとって大変勝ちやすい環境でした。
結果最終レートは白騎士を使っていたプレイヤーが9000到達・1位を飾りました。
㊗️9000到達!!🎉
— こうちゃん (@mytho_koutyan) April 28, 2020
メソロギアの姫、こうちゃん
彼の死際に放った言葉は、全メソ民を構築戦に駆り立てた!!
ドドン!!
【EX-0は、実在する❗️】
ドドン!!#メソロギア pic.twitter.com/4PJEEjVvbw
1月を除いてどんな環境でも生き残っているデッキです。
〇魔法剣士
キャッツ99さん記事
魔法剣士のエッセンス - mytho_koutyan’s diary
この頃になるとヴァンパイアは減ってきており、魔法剣士は大活躍しました。
白騎士、CGS、カウブレデッキに対して圧倒的メタ性能を誇ったデッキです。
当時ドクタークローンのピン挿が流行っていましたが、このデッキほどにドクタークローンのピン挿が上手く作用したデッキは無いと思います。
仕様変更で制が強化された魔法剣士です。バフ以降に関しては、手を変え品を変えずっと一線級を保っているデッキですね。初手ナンシの安定感が上がったことにより、ドロー型魔法剣士の瞬間火力が格段に高まった点は大きいです。自動ドロー依存のコントロール型魔法剣士にはない弱点として、ヴァイオレットで詰むという点がありますが、ヒルプリとロイサヴァでケアされているのが良いですね。魔法剣士ミラーにおいては、蒼魔法剣士以外には有利がつくと思います。ドロー型魔法剣士はドロー後の魔法剣士がバレバレで、だからといって使わないと非ドロー魔法剣士デッキとの火力差が埋まっていくという点が弱い部分でしたが、ドローに特化するとこの時点で火力を放出するのか、さらにドローして火力を高めるのかの択を作れるのが強いですね。
○キング竜巻
amさん記事
はてな
魔法剣士、SP削減、白騎士に対して強かったデッキです。
マリガンにより長老を簡単に引くことができるようになり、スタンデッキから序盤の支配を奪います。
スカイウィッチによるコントロールデッキメタはもちろん、キングによる黒蛇術師、長老の発動を安定化もはかれます。
エイリーン採用により状態異常にも強く、また、キングの絶対召喚を外すことで、手札発動を封じるというおもしろいコンボも期待できました。
〇拘束コントロール
ゆたこさん記事
拘束コントロールのエッセンス - mytho_koutyan’s diary
魔法剣士、暗黒、SP削減、白騎士、その他コントロールデッキに対して圧倒的勝率を誇ったデッキです。
相手に何もさせずに耐久し、緑龍か帝王を投げるデッキです。特徴としては拘束カードが6積みで拘束中にチャージをするのですが、このタイミングで相手も安易にSPをチャージするようなら、ミラクルかベルセルクを利用し1手でSPを補充できるところです。デッキじゃんけんを極めたようなデッキなので、有利対面を絶対に落とさないような強さがあります。
〇アリシア白騎士
かめさん解説
アリシア白騎士のエッセンス - mytho_koutyan’s diary
白騎士では対策することが難しかった魔導書や銃士に対して活躍したデッキです。
純白騎士にも強かったのが印象です。
ネタデッキとしてあった4グラドラデッキを大真面目に強くしたデッキです。アリシアホープというカードは全てのピン刺しメタの価値を最大化させますので、立ち回り次第でなんにでも勝てるデッキだと思います。偶数ルイス連打で貫通対面もしのげますし、ヴァルキリーからのアテナ使いまわしで、必要SPを大きく減らすことができる点も魅力的ですね。
4月の総まとめ
4月のまとめとしては仕様変更に適応したプレイヤーから勝てるようになっていくような環境だったと思います。
また、下振れも起きにくくなったことから最終レートも伸び、9000到達者も現れました。
こうちゃん on Twitter: "㊗️9000到達!!🎉
メソロギアの姫、こうちゃん
彼の死際に放った言葉は、全メソ民を構築戦に駆り立てた!!
ドドン!!
【EX-0は、実在する❗️】
ドドン!!
#メソロギア… "
強化されたカードはマッド・ガンナー、ホープ、不服の魔女、泣き虫聖者で、これらのカードを強く使える構築が強い環境でした。特にコントロールデッキにおいてフィニッシャーを底に埋められるようになった点は大きく、ホープに調整が入らない限りは強デッキの格を保ち続けると思います。不服の魔女を強く使う場合は1試合で2枚でも使いたくなるようなパワーカードが必要で、エリカを使用でき泣き虫聖者もマッドガンナーも自然に入る暗黒スタンがさらに強くなったといえます。不服の魔女採用のデッキが大幅に増えたことによりデバフの効果を躱されるタイミングが増えたため、それまでSP削減で良く採用されていたルーキーアーチャーやムサシの採用が落ちました。マッドガンナーの強化によりほぼ全てのスタンに採用されるようになり、魔導書をはじめとした中速~コントロール域のデッキにおいてロイサヴァが必須となりました。ロイサヴァが三投されると他のメタが薄くなるのは自明の理であり、このメタの隙間を縫うように魔法剣士とラースジェイクが使われるようになりました。
調整カード
4月調整は以下となりました。
ver1.4.1 5月 更新内容 - メソロギア開発情報
・マッド・ガンナー
パワーが8になりました。コントロールに対するメタは今でもできますが、そのために採用すると今度はスタンミラーで9点アタッカー枠が減り、苦しくなるというジレンマを抱える事となったため、スタンとコントロールの流行り廃りに採用率が左右されるカードになったと思います。このナーフにより相対的にラースジェイクと魔法剣士は強くなったといえます。マッド・ガンナーが減るとロイサヴァの採用が減ることが予想されるので、その分無言やラファエル、種族持ちではナイスレの採用が増えるかもしれません。
・魔界梟
初手だしできるコストになりました。単純に事故率が下がったのもそうですが、10チャージからシェイド以外の悪魔択を作れるようになったことが大きいと思います。また梟の手札効果は一番発動しやすいのでアタッカー+3点バーンフィニッシュを狙えるカードですが、この際に必要なコストが減ったという点も良いかもしれません。
新カードの追加予定もあるようですが、今現在の情報で考える必要があるのは、今回ノータッチだったホープ、不服の魔女といったカードを強く使えるコントロールデッキに対してどう勝っていくのかという点だと私は思います。大会直前の5月末に調整が行われるかはわかりませんが、状況が変わらなければ見れる対面も多いコントロールが握られる可能性は高いので、何かしら自身の中で解答を持つ必要があると思います。5月の見どころはこのあたりでしょうか。
《中編》メソロギアの1月環境〜3月環境までを《徹底考察》!【メソロギア】【環境変遷】【新パック】【環境考察】
※この記事は中編になります
前編をまだ読んでいない方は前編からお読みください。
前編(βテスト〜12月)【旧パック時代】リンク↓
《前編》メソロギアのβテスト〜12月環境までを《徹底考察》!【メソロギア】【調整カード】【環境変遷】 - mytho_koutyan’s diary
後編(4月〜現在)【マリガン時代】リンク↓
《後編》メソロギアの4月環境〜現在までを《徹底考察》!【メソロギア】【調整カード】【環境変遷】【マリガン】 - mytho_koutyan’s diary
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まず初めに、前編(βテスト〜新パック実装まで)をお読みくださり、ありがとうございます
ノスタルジックな気持ちになっていただけたり、こうやって今の環境が出来たんだなー!先人ってSUGEEEE!ってなってもらったら幸いです。
さて、今からお話しするのは1月(新パック実装)〜3月(マリガン実装前)までの【新パック時代】のお話です。
記憶にあたらしい人も多いと思います。
現代的な構築も多く見られ、こうちゃんも参入し始めた時代になります。
是非とも楽しんでいってください
ーーーーーーーー以下本文ーーーーーーーーーー
目次(後編・マリガン時代)
1月環境変遷(新時代の始まり)
詳しい環境解説は以下ブログを参照
はてな
※1月以降の環境は、当月頭から当月末までとなります。
まずレートとして新たに、EXランクが追加されました。
アップデート予定情報v1.3.0 - メソロギア開発情報
・レートシステム変更
・奪う仕様変更
・新パック追加
これによって今まで6000踏んだら後は趣味だった世界に、8000という目標が生まれましたね。6000以降のレート増減は史上一番過酷になっているので、6000→7000はとてもやりがいのあるものになりました。この月に9000到達者が現れたのは恐ろしい話ですね。
奪うの仕様変更の内容としては2点です。
・攻撃力0から奪った場合もパワーが効果の数値分上がる仕様から、減らした分だけ上がる仕様に変更
・カオシル下において減少が増加に、増加が減少に反転していた仕様から、減少が増加に、増加もそのまま増加反転する仕様に変更。(指定の値減らす、その値に-1をかけた数自身を増やすのそれぞれに-1の反転が作用)
時代を変えた新パック!
1月環境の話としては、まずは新パックについて触れる必要があります。
追加カードv1.3.0 - Google スプレッドシート
新たなテーマとして偶数ターンに強力な効果を発揮するヴァンパイア、相手をゾンビ化して機能不全にさせ戦うゾンビ、同族を喰らい後出しで強力な効果を発揮する悪魔が追加されました。
また、既存デッキも強化されております。デッキとして取り上げないものについて、構築に影響を与えたカードの話をしていきます。
・感染するゾンビ、カウンターブレイド
この頃のゾンビは4コスで8点出せる感染するゾンビが強いだけの種族で、問題なのは8削れるのでやり返されることでした。ここにカウンターブレイドを入れると、ゾンビで8点与えて1枚ゾンビ→相手のゾンビにカウンターで追加8点、自身の手札にゾンビ追加→ゾンビ投げて終了 という2撃目から相手に負けのリスクを迫ることができるので、8スタンでアグロのような事ができる上に、カウンターブレイドで0コス状態で読み合いにつきあわせるという事ができました。
・ダークプリンセス
14グラドラが無理になったタイミングで16グラドラをやれとばかりに登場した、デメリット付き13チャージャー。グラドラ、カオくま、魔導書などに採用されるようなりました。
・光を導きしもの
今までコストが高くアタッカー枠を圧迫するだけであったネクロマンサーサモナーを戦えるデッキにしたカードです。
・時を操る者・アリシア
かつてレウィンに存在したスティーブンを介した8+16のリーサルパターンをハンドで実現するようになり、クローン以外に選択肢がなくなっていた継承者に新たな選択肢を与え、また魔導書においてドローカードや耐久用のロイサヴァ、ルイスを使いまわし安定感をもたらしました。
・おさかな
今まで速撃王の1足りないをカバーするために銃士が必須だったウィニーにおいて、おさかな採用で銃士を外すという新たな選択肢を与えました。
・蒼騎士団長・アーサー
元々貫通持ちはいましたが、それらを採用することなくこれ1枚で当時の白騎士にガン有利の状況を作れるようになりました。
・ドラゴンブレイカー
16グラドラのフィニッシャー候補となりました。
・グリーンエレメンタラー
ホーリーに拘らずとも竜巻がメタスタン的に動けるようになりました。
・極めしものを崇めしもの
剣を極めしものの高速召喚という戦術を実現できるようになりました。
・エレクトロウォーリア
あらゆるスタンの選択肢となり、赤十字や天候デッキの採用候補となった。またルイス、ダークネスキャットの対策ができるようになりました。
・ブラントホエール
白魔スタンというデッキにおいて、ライオット効果対象とすることで実質14SPを稼げるアタッカーとして、4枚目のブラントになりました。それ以外だと一時期バグ疑惑が出ていた、不服でデッキに戻ることなく追加ドローができるという唯一無二の運用も可能です。
上で挙げたように色々なデッキに変化をもたらしたのですが、1月環境としては勝率トップと使用率トップが2強として存在し、それに追随するようなtier2いくつかというような構成でした。
環境を象徴デッキ達
〇銃士
雲行 怪 on Twitter: "第二回BO3大会優勝🏅
ななんと全勝だー!
BANは全て16グラドラに飛んで来ました!南無三!
#メソロギア… "
6000まで目指すなら一番時間効率の良いデッキで、環境初期から異常な遭遇率を誇ったバーン型銃士デッキです。元々、銃士のダメージを3固定にするフランシスカと乱射兵だけでメタの一角を担える程度には強かったのですが、16コストでダメージを爆増させる迫撃兵が追加されたことにより、削りの速度が2,3倍になりました。中でもパワー7のナンシを2連打した際が凶悪で、SP18の手札発動起動圏内にしたうえで初手含めデッキの11枚を上からめくることになるため、ほぼ確定的に乱射兵タイムに入れました。この頃の強さは夏βテストに匹敵しかねない強さで、バトルガールなどのメタを採用したところで止まらない時は全く止まらないという、メタを跳ね返す力があり恐れられていました。自分のことだけを考えるならルイスは脳死3でいいのですが、雲行さんの構築は火傷などのメタ考慮した結果不採用になり、ラファエルヒルプリ採用なのが面白いですね。
〇悪魔
Evil Spirit on Twitter: "イナリさんに追って追われてをしてたらEx-0(?)に到達してしまった…… "
ハッシュタグを入れることなく40いいねをもらうという偉業を成し遂げた悪魔デッキです。手札と盤面あらゆるアタッカーディフェンダーに対して、手札の対応する悪魔さえ破壊すれば後出しで対応したうえでダメ押し3点を与えていた凶悪デッキが悪魔でした。当時は盤面破壊でも3点が入っており、ディフェンダーと梟のコストが低く、アタッカーはパワー8の基本水準を保っているという完璧っぷりで、8+8+3+3+3、8+10+3+3のような2パンも容易に可能でした。
シェイドがデッキ内のカード全てをサーチできていたため、グラドラをピン刺しをしたり、相方種族として最適なのはどれかについて皆さん試行錯誤していましたが、最終的に悪魔の弱みであるディフェンダーに無力な点をカバーできるホーリー率いる緑魔導士となりました。この当時の悪魔は紛れもなく勝率7割デッキでしたね。
このシェイドの仕様から、ホーリーを1枚でも引いてSP30貯めてしまえば勝てたのが面白かったです。
ホーリー(8)→シェイドで2枚回収→ホーリー(8)→ホーリー(8)
※余談ですがシェイドのサーチはシャッフルをしないので、その気になればすべてのドローの未来視ができました。
自壊効果によりドローが進むのも強かったです。
どんなデッキにも存在する事故が、このデッキは地力で回復できる実力がありました。
〇LO
グラの一番弟子さんブログ
グラ弟子的LOデッキのすゝめ!!|グラの一番弟子|note
opferさんがアーキタイプを作ったといわれている、相手のデッキを枯らして勝つ特殊勝利デッキです。流行らせたのはグラ弟子さんかもしれません。元々LOは黒騎士の専売特許でしたが、火傷に加えアタッカー拘束を交えることで耐久を可能にしました。破壊無効持ちはどうすることもできず、緑龍などを引かれてもまくられますが、銃士は手札効果依存、悪魔はディフェンダーに対して当時の圧倒的な力を誇れず、尚且つ自ら手札を破壊していくというトップメタ両者に対して優位な要素を持っているのが強みでした。
1月環境は10月環境に近いような、数をこなせる銃士と勝率を出せる悪魔の2強という構図でした。これらをメタる為には構築を歪ませる必要がありましたが、歪ませたデッキでは既存の強デッキには勝てないのでそこでメタりあう構図ですね。メタデッキとして頭一つ抜けていたのがLOデッキで、その理由は目的が1つに絞れていて使いやすい事、盾主体な分生産SPに余裕があり初手事故が起こりにくいなどが理由だと思います。
調整カード
1月環境を受けての修正は以下のようになっておりました。
ver1.3.0 2月修正内容 - メソロギア開発情報
・迫撃兵、フランシスカ、ナンシ
ナンシに関しては銃士に限らず上振れ筆頭カードだったので妥当ですね。銃士はこのナーフにより、迫撃兵追加前よりも弱体化しました。迫撃兵が24コストなので、同系デッキの魔導書に対して速度負けしかねないのがつらいですね。
・悪魔全般
場干渉のダメ押しがなくなり、シェイドは悪魔のみ対象となり、ステの調整が行われました。悪魔フル積みしただけで初手だし可能カードが15枚になってしまい事故率が大きく上がってしまい、ダメ押しの打点が減ったことで9枚のアタッカーによる打点やりくりが難しく、コスト上昇で起動ターンも遅くなり、構築の抜本的な見直しが必要になりました。
・ゾンビ全般
感染するゾンビ単体でしか使用されておらず、テーマとして欠陥を抱えていたので、感染するゾンビの火力を抑えつつ、ゾンビ全体としては大きくバフを受けました。ゾンビガールは確実に感染を広げられるカードとなり、ゾンビウルフがスタンでも使える性能になり、ゾンビクイーンは墓地参照によってフィニッシャーとして驚異的な火力を叩き出せるようになりました。
・くまさん
カードとしてのスケールが大きく落とす調整が行われました。専用カードとしての強さが進まった分、逆に言えば不服やカオシルの有無に関係なく気軽に使えるようになったともいえますね。
・魔人・ホーリー
ホーリービートで12月から地味にヘイトを集めていたホーリーですが、1月環境においてトップの悪魔の相方として選ばれることとなった事も受けてか、遂にパワー1のナーフを受けました。これにより単純にスタンデッキで採用するといったことはできなくなり、構築上の工夫を求められるようになりました。
2月環境(どんなデッキも活躍する)
1月最強だった銃士や悪魔のナーフを受け、どんなデッキでもある程度活躍することができる環境が2月環境です。
それまで使用率の低かったゾンビが大幅に強化され、環境の始まりはゾンビを多く見かけ、「いかにゾンビを対策するか」が求められる時代だったように思います。
環境を象徴するデッキ
話題に挙がったデッキを取り上げていきます。
運用の難しかったこのデッキですが、くまさんの調整に伴い、使いやすくなりました。
銃士と悪魔がナーフされる中、くまさんのスケールを落とされた点を除きノーダメージだったDDが強デッキとして流行ることとなりました。くまさんパワー16が、フィニッシャーとしての価値に一切の影響がなかったため、お願いムーブをしてもワンチャン勝ち切れてしまう強さがありました。DDの攻撃を通す、9T耐えきる、バフデッキに対してカオシルを用意する、48SPをためる、アタッカーにアルカディアをぶつけて8点を通す。など、勝ち筋が多い点が強さの要因ですね。
元々実質SPが※45溜まるという特徴から、カオシルとの同時採用が難しかった緑龍が、実質的SPチャージ力が下がった2月調整をもって採用できるようになったのが特徴です。
※SP25↑、カオシル、緑竜コスト-10→45SP
カオス化の緑竜はコストダウンが反転されるが、カオスのコストが大きい状態だと反転されにくい。
→くまさん調整は実質的なバフ
条件を満たせば全カードが貫通9アタッカーになるという点が高い評価のデッキです。
1月ライオットがナーフされ銃士メタのついでに蹂躙されていた魔法剣士ですが、メタが薄くなったことで再度陽の目を浴びるようになりました。今まで拘束に頼っていた部分をゴーストヴァンパイアを新たに加えたデバフによって補い、確実に攻撃が通る場面を作れるようになりました。デバフはチャージャー対象にすることでSP削減デッキとしての立ち回りができるようになるため、制の重要度が上がったのが特徴ですね。とは言いましたが、魔法剣士はチャージャーの自由度が高いため、おそらく2月唯一の魔法剣士7000到達者の研究としては全く別の着想になっていますね。手札の魔法剣士によって立ち回りを変えなければいけない点も含め、魔法剣士は研究しがいのある面白いデッキだと思います。
○ゾンビ/ヴァンパイア
2月から存在したデッキタイプです。
〇SP削減
こうちゃん on Twitter: "←激安SP削減
中 えびるはい優勝
→SP削減完成形… "
元々相手のチャージ力を落とす反面自分のチャージスピードも落ちてしまうSP削減デッキが、0/8 削減チャージャーを得たことで下振れから救われたデッキです。
相手の手札のパワーを落とし、有意性を落とすことで、蒼の奏者やナイスレをうまく機能させるデッキです。
出すタイミングがバレるため弱いとされていたヴァンパイアの中で、唯一チャージャーの為バレても問題なく強かったゴーストヴァンパイアが採用されたSP削減デッキです。まだ不服が少なかったため、デバフは未来のSP削減だと問題なく言えた頃の構築です。シンプルに強いです。
〇魔導書
わに on Twitter: "アリシア魔道書
#メソロギア… "
voidさんブログ
神判魔導 - 全一メソロギア適当にやる人のブログ
環境に増え始めたDDカオスデッキに対して圧倒的なメタ性能からこの時期撃的に結果を残したデッキです。
アリシア魔導書が生まれたのが2月環境でした。わにさんが触り始めたことがきっかけとなり、現行でも通用する構築をvoidさんが完成させました。マッドガンナーをはじめとしたメタカードに対して、適切なメタ対策カードを繰り返し使えるようにしてコントロール性能を上げたことが魅力ですね。
2月のポイントとしてはゾンビとデバフの増加によってデッキにカードを埋める不服が注目されるようになり、使われ始めたことによって山札を進めつつ4倍のトップ解決ができるという強みがバレはじめ、クイーン、エリカ、ギガントハンド、その他コントロールフィニッシャーといったカードを探しに行くカードとしての採用が始まったことが特徴だと思います。
とはいえデッキのアタッカー必要が控え目な上位層の中では下振れを内包するという仕様上使用率は控え目で、勝率を上げてくれるピン差しが主流でした。
調整カード
2月においてナーフはありませんでしたが、以下のようなバフがありました。
ver1.3.0 3月更新内容 - メソロギア開発情報
・サイバーフィールド
流石に弱すぎたためコスト0が非対象になりました。
・カイロス
環境を揺るがしたバフです。使っていけるチャージ量になっただけでなく効果範囲が1広がったことにより、デバフで自傷で回復で効果圏内に入れる、といった動きが無理なく可能になりました。
・スケルトンナイト
ウィニーのカードとして使いやすくなりました。灼熱でバフを入れると手が付けらない強さかもしれません。
・双槍のラース
正式リリース後すっかり影が薄くなったラースジェイクですが、メインの殴り担当であるラースのコストが下がったことで、ドローチャージャーやアランが使いやすくなりました。
・ソードマスター
効果持ち同パワーとのコスト差を8にするというかなり思い切った調整ですが、キルパターンに影響しない分あまり使用頻度が増えていないかもしれません。
・とりさん
パワーが1バフしたことで8コスト水準のパワー8での攻撃が可能となりました。
・紅騎士団長・アイリス
パワーをバフしてもワンパンできない悲しいフィニッシャーアイリスですが、コストを8下げるという思い切ったバフにより、8スタン同様24コストでライフを削りきれるようになりました。
・紅魔導士・セヴン
アーサーしかり手札効果持ちアタッカーにおいて、自身を投げた時にライフの1/3である8点を削れるかどうかは重要な要素ですが、セヴンがこの8点を素で持つようになりました。
・歴戦の黒騎士
発表当初の衝撃が大きかったバフです。実質ディフェンダーのような効果を持ちながら効果が不発でも8点削れるという事で、外れ択のないアタッカーに化けました。
・極めし者を砕く者
打点が致命的に低かったですが、12コストの水準パワーに加え破壊ボーダーが下がったことにより、アルカディアなどまで破壊できる択を生み出せるカードに化けました。
・天空の使途
破壊を無効にしないため役割の薄かったカードでしたがパワーの変更で普通に使っていけるカードとなりました。
カイロスに関しては環境に影響を与えてますので、3月環境のSP削減デッキ、4月環境の純白騎士デッキで分けて書いていきます。
3月環境変遷(第二回公式大会)
3月といえば第2回の公式大会が3月7日に行われました。デッキ内容は下記を参照願います。
https://gtreign.jimdofree.com/event-%25E3%2582%25A4%25E3%2583%2599%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588/reign-mythologia-championship/reign-mythologia-championship-2020-spring/
他にも今まで開かれていた大会に加え、Daybreak杯、ウルトラタッグバトルなども開かれていた記憶があります。すべてに触れることができないくらい、開催される大会が多いのはメソロギアの魅力故だと思います。
〇竜巻スタン
Game Tournament『REIGN』 on Twitter: "3/7開催「REIGN Mythologia Championship-2020 Spring-」結果報告
優勝:ギリギリギッチョンさん(@gyrygyrylife)
準優勝:ダークネス猫さん(@sasurauneko)
お二人ともおめでとうございます!参加してくださった方々ありがとうございました。
※画像は優勝者使用デッキです。
#メソロギア #REIGN_MLt… https://t.co/3FK9XmJZSX"
公式大会時期に流行っていたらしい竜巻スタン。グリーンエレメンタラーで手札干渉もできるため強いですが、ホーリーの打点のズレをスカイウィッチかウインドストーマーで補う必要があります。
竜巻のSPチャージの速さを活かし、チャージを挟まずに888スタンできるのが強かったです。
〇ヴァンパイア
公式大会においてギリギリギッチョンさんの手によって、強いことを見せつけられたヴァンパイアデッキです。デバフでツクヨミが通りやすくなり、ツクヨミによってSP削減の動きを強化したうえで、クイーンヴァンパイアとダークヴァンパイアの火力上昇させるという噛み合い方が美しいデッキですね。ダークヴァンパイアは魔導書や赤十字など、手札を厚くするデッキに対してのメタになるのが変わったカードです。黒騎士を使用しないSP削減としては、ツクヨミとゾンビウルフとどちらを取るかは迷う部分だと思います。
〇蒼騎士
※第2回公式大会準優勝者の構築はURLを参照願います。
レシピの公開を行ってはいませんが、確かひいらさん(@hiirach)さんが第一人者で、先月に8000到達を成し遂げておりました。このデッキに関しては環境のメタとしての側面が強かったです。
当時最も環境に溢れていたDDカオスに対して完全に有利を取れていたデッキです。
本来邪魔になってしまうことが多いロイサヴァやラファエルを、エヴァ採用により、構築を歪めることなく採用できる唯一のスタンデッキです。
〇カイロス入りSP削減
こうちゃん on Twitter: "1週間ローズカイロス研究を続け、
スタンデッキの王様足り得るとわかった。
いくつか案はあったが結果的に受けSP削減、グラコLOが生き残った。
勝率は一番弟子(使用者)の何人かが7割近く。師範代ケロンパの案で不服を採用
研究手伝いありがとう😊
#こうちゃんの一番弟子
#グループDM
#メソロギア… https://t.co/En2KSsBrbk"
こうちゃん道場発のデッキその1です。
こうちゃんの一番弟子募集中
— こうちゃん (@mytho_koutyan) March 10, 2020
一番弟子には、こうちゃんが思い付いたはいいけどレートが溶けそうで使えないデッキを試運転してもらいます
現一番弟子はケロンパくん。
レート〜6000
6300〜6910までを僕の考えた最強デッキでかけのぼってます。
簡単にいうと、デッキ提供するから使ってくれ!
DMまで!
こうちゃん道場の発足とともに環境に一気に溢れたデッキです。
カイロス強化によって強化されたデッキシリーズ3
本来アタッカー3枚分しかSPを用意してないデッキに対して、+αのアタッカー(SP)を強制するデッキです。
今まで軽装兵でしか採用を正当化できなかったローズに、8+8の残りライフ8を自らカイロス圏内に入れるという役割が生まれ使われ始めたデッキです。カインと違い6からの12回復なので、9+9以外では3回の攻撃を強要できるようになります。スタン系統のデッキにはめっぽう強いですが、環境的な問題点として、トップメタにあたるDDカオスに何の役割も持てないという致命的な弱みがありました。
○緑竜赤十字
こうちゃんブログ(こうちゃん&silver著)
赤十字のエッセンス - mytho_koutyan’s diary
こうちゃん道場発のデッキその2
赤十字に緑龍が積み得な理由
— こうちゃん (@mytho_koutyan) March 26, 2020
黒猫は確かに1枚は必要
例)強化兵+装備+猫・・・①
黒猫2枚必要な時
例)団長+猫+猫・・・②
2枚欲しかったら3枚積むべきだけどよく考えて欲しい、②のとき、緑龍視野に入れられますよ??
③猫待ちのとき→結局SPあるので6点は入ります。#メソロギア
緑竜入りの赤十字は、こうちゃん道場発足とともに当たり前になりました。
1月後半から環境に生まれたLOが導いた赤十字デッキの正統進化先です。
○ゾンビ/ヴァンパイア
こうちゃんブログ(rabich著)
ゾンビ/ヴァンパイアのエッセンス - mytho_koutyan’s diary
2月環境でechoさんにより開発され、ちゃもすさんが広めたデッキです。
6000→8000までこれ一本で一枚も差し替えなかった
— ちゃもす@ゲーム用 (@chamos_coj) March 17, 2020
明確な不利対面はカオスシルヴァーくらい(ゾンビにできずに起動された場合) pic.twitter.com/NgTXR5b0JB
こうちゃん道場発足とともに環境に大量に増えていたSP削減、赤十字、両者に勝てるこのデッキは、環境のメタとしてとても優秀で、ゾンビに負けた人がゾンビを使い、ゾンビを広めるというヴァイオハザードな状態でした。
〇DDカオス
こうちゃんのブログ
はてな
バイオハザードから世界を救った英雄です。
マリガンもなかったこの月、ゾンビにアルカディアを当てるだけで勝ててしまったこのデッキは、瞬く間に世界からゾンビを消し、環境の天下をとりました。
どうにもできないような異常さはないながら、間違いなく3月トップメタに位置していたデッキがDDカオスです。元々アグロ・魔法剣士に弱かったカオス白騎士デッキが、DDの採用によりメタとしてより広い対面を見れるようになったデッキです
この月、使用者のこうちゃんがメソロギア史上初の勝率8割を達成しました。
俺はやった!!やったぞおおおおお!! pic.twitter.com/nk3VhhlPpG
— こうちゃん (@mytho_koutyan) March 25, 2020
○光明コントロール
当時コントロールデッキは1月の銃士環境の煽りをそのままに、使用率が著しく低かったが、実況者でもあるrhymohさんの復活・過去デッキのリバイブにともない、環境に一気に増えました。
ただ、有利・不利がはっきりしすぎるこのデッキが流行った最終環境、この時期のレートはみんなが伸び悩みました。
〇LO
イナリさんブログ
イナリ式光明LO 〜帝王を添えて〜 - 病むに病まれず病み時雨
前述した光明コントロールに有利を取るデッキ。
とはいえ緑竜を手札破壊できなければ負けなため、勝ち越すが難しく、レートによる目立った功績はありませんでした。
カイロス強化によって強化されたデッキシリーズ1。1月2月との違いとしては、火傷の紅魔導士とブロンズアーマーを切り、カインとルークの白魔が入り、カイロスの回復ギミックが採用されており、手札ロックブレブレパンプキンギミックが採用されている点です。特にブロンズアーマーは暗黒化がこのデッキにとって蛇足で、エリカに対して負け筋を作ってしまうカードでしたが、回復ギミックのカインによって天候対策も兼ねることができるようになったので、かなり隙が少ないデッキだと思います。funさん、うゆうさん、Rhymofさんから少しずつアイディアを拝借しているらいしいですが、このブレンドを思いつけることが強さだと思います。
〇白騎士
こうちゃんブログ
白騎士のエッセンス メソロギア - mytho_koutyan’s diary
※環境に影響は与えませんでした。
カイロス強化によって強化されたデッキシリーズ2。耐久デッキにおいてカインを採用することでリーサルずらしをするのは有名ですが、ずらした分の残りライフがカイロス圏内を生み出すので、更に追加で1発殴らせることができます。カイン後の888で残りが2となりカイロスで12回復するとHP14となり、ここでまた8点を入れると再度HP6のカイロス圏内になるという地獄が待ってます。カイロスの使用が1枚だったとしても5回殴らなければならず、アタッカー12枚採用において5枚のアタッカーを引くには12,13枚めくる必要があり、自動ドローに頼った場合これは既に9Tを意味するので、通常のスタンでは太刀打ちできない対面となっております。
3月環境に関しては基本的には2月の延長でした。変化としては歴戦の黒騎士によって通常のスタンにディフェンダーを入れる必要がなくなった点と、カイロスによって回復による耐久ギミックが追加された点だと思います。
調整カード
3月末のカード調整は以下になります。
ver1.3.0 4月更新内容 - メソロギア開発情報
・感染するゾンビ
ランダム効果特有の、一番当たってほしくないカードによく当たると感じてしまうという現象でヘイトを集めていたゾンビデッキの核に調整が入りました。攻撃成功時になった事により、初手以外に気軽に投げて目的を達成することができなくなり、選択感染であるゾンビウルフの重要度が高まりました。
・デモンデストロイヤー
コスト面の調整が行われました。8コストなので、まるまる1T分遅くなりましたね。アルテミスDDをやるための総コストが42コストとなったため、ロイサヴァで防がれるリスクを抱えている点も相まって、緑龍に勝っている点がかなり少なくなりました。
・蒼の奏者
パワーが1下げられました。この当時結構な物議をかもしたナーフで、蒼の奏者は1T14チャージの運ゲー感もありかなりヘイトを集めていたカードでした。ただ、偶数パワーからの1のナーフはメソロギアにとって結構重く、奇数コストのカードがないメソロギアにおいての奇数チャージはもう1枚奇数チャージをしない限りは切り捨てなので、今にして思えば受ける印象よりは意味のあるナーフだったといえます。ゾンビなどで利用すればまだまだ理不尽チャージをできるので、使い物にならないわけではないのも良いですね。
4月に実装されたマリガンを意識した調整にも見えます。
・デビルヴァンパイア
そこそこ物議をかもしたバフでした。基本的にデッキ内のカードはチャージャーが一番多く、バフの値を減らすためにチャージャーを出すとみすみす殴られるので、出てくるタイミングがバレているという致命的な弱みを踏まえたとしても、いつ壊れと思われるかわからないカードだと思います。
・無言の支配者
かなりピンポイントなメタカードであるにもかかわらずチャージ量が貧弱であったため、2Tで10コストアタッカーを択にできるカードに調整されました。
・蒼騎士団長・オルフェイス
シルヴィアの強さを前にしても心が折れることなく努力し続けた彼は、なんとその努力でコストを下げることに成功しました。
《前編》メソロギアのβテスト〜12月環境までを《徹底考察》!【メソロギア】【調整カード】【環境変遷】
※この記事は前編です
中編・後編は以下リンクから
中編(1月〜3月)【新パック時代】↓
《中編》メソロギアの1月環境〜3月環境までを《徹底考察》!【メソロギア】【環境変遷】【新パック】【環境考察】 - mytho_koutyan’s diary
後編(4月〜現在)【マリガン時代】↓
《後編》メソロギアの4月環境〜現在までを《徹底考察》!【メソロギア】【調整カード】【環境変遷】【マリガン】 - mytho_koutyan’s diary
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どうもこうちゃんです!今回は読者さんのリクエストにお応えして、メソロギアの【環境変遷】記事です
とはいえ僕は12月から始めた身、βテスターからやってませんし、当時の環境は語れません。
そこで、メソロギアを引っ張る兄貴分、lobiグルのリーダー「juicy」さんに寄稿依頼をしましした!
ーーーーーーーーー以下本文ーーーーーーーーーー
皆さん初めまして、ジューシーと申します。何かの間違いでこうちゃんより、βテストから現在に至るまでのメソロギアの環境の変遷に関する記事の寄稿依頼を受けましたので、僭越ながら記載させていただく次第です。
大変長い記事になってしまうので、前編(旧パック時代)・中編(新パック時代)・後編(マリガン時代)の3つに分けてお話していきます。
今回は前編βテスト〜12月(新パック実装前)の【旧パック時代】のお話です。
自分が参加した時期を思い出してノスタルジックな気持ちに浸ったり、自分が参加以前の環境を見てそんなんあったんだーとなんとなく楽しんでいただければ幸いです。
調整には理由があり、それが新カード・今の環境に繋がってきます。それぞれの環境を活躍したデッキを見ていくことで、こんなふうに今の環境が出来上がったんだなーと思っていただけると嬉しいです。
目次(前編)
βテスト時代(大怪獣バトル)
メソロギアは何度かβテストをやっていますが、リリースまでの環境に影響したといえるβテストは2度ありました。それが春βと夏βです。βテスト時代はアプリ名の予定がTrinity(トリニティ)という名前でした。
※原則的にβテスト内容の公開は原則禁止事項とのことですので、製作者proeliさんのブログを載せ、あとはさわりだけで触れさせていただきます。
proeliさんブログ
【トリニティ】βテスト終了して三ヶ月... - プロエリソフト
HPとSPが若干違いました。種族制限がなかったです。
春βテスト
春βはメソロギア屈指のぶっ壊れが肩を並べていた時期です。この頃の私は環境に振り回されていた側だった記憶があります。
無限後出しができたり、初手次第で1ターンキルができたり、チャージャー投げるだけでLOができたり、20くらいのSPでスキルロックができました。
春βはカード収集のテストを兼ねていた面が多分にあり、始めた瞬間カード所持という状態ではなかったため、ぶっ壊れが徐々にバレていくような環境でした。総じて言える事として、アタッカーよりチャージャーが明らかに強いチャージャー環境だった言えるかと思います。
夏βテスト
続いて夏βです。リリースに向けた最終調整という意味合いが強く、カード資産は最初を除き全解禁、カード調整がテスター同士のディスコードグループのもと行われ日単位でバフとナーフがされるような環境でした。この頃には私も大分ゲーム性を把握できるようになり、自身の軸を持った意見を言えるようになっていたかと思います。
コンボの発見とバフナーフによりほぼ毎日トップメタが変わっていたので面白かったです。
HPはここでも変わっていたはずです。火傷の追加、デッキの2種族縛りの追加がありました。
強い瞬間があったデッキは銃士、ラースジェイク、グッドスタッフ、レウィン魔導書、暗黒スタン、光明コントロール、赤十字、全く別のコンセプトだったヴァンパイアです。
夏βの総括としては、チャージャー最強の環境を調整した結果3,4Tでゲームが終わるアタッカー最強の高速環境が到来してしまったという感じでしたね。ディフェンダーがメリットに対してリスクが高すぎるという話が挙がり、それをうけてフリーズクイーンと玄武が生まれました。玄武は今でもスタンを使う場合の採用ディフェンダーの最有力候補ですので、 現環境に与えた影響はいい意味で大きいと思います。
9月・10月環境(メソロギアの始まり)
そして9月、遂にメソロギアと名を新たにし、待ちに待った正式リリースとなりました。エゴサしやすい名前にした方が良いのではというテスターの意見を踏まえたのかどうかはわかりませんが、物凄く検索しやすい名前になって個人的に良かったなと思ってます。
リリースされてすぐの時期は皆さん試行錯誤段階であったため、様々なデッキが強いといわれてましたね。元々6枚体制だった天候メタが半減し、リリース時点から天候デッキが強いという話題が挙がっていました。
テスターの方が積極的にブログ投稿をしていたので、ある程度優先権についての理解は進んでいたと思います。
sushiさんブログ
【メソロギア】初心者のための優先権講座 - デジタルカードゲーム攻略などするsushi
たそさんブログ
竜巻デッキ メソロギアデッキ紹介 - tasololoの日記
環境を象徴するデッキ(ナーフをさせたデッキ達)
リリースして間もない9月に話題になっていたデッキとしてははいぱー(ささやま)さんのメタスタンです。
888スタン - めそろぎあ子のブログ
このデッキは今見ると全く実現できないのが面白いですね。調整前ライオットは相手の手札1枚のコストを6下げて拘束するという効果でした。
手札干渉山盛りのデッキでありながら、ナイトスレイヤーがパワー4、アルフレッドが8コストだったため、初手に邪魔を壊し、2t目のアルフレッドで泣き虫を通せるようにでき、圧倒的有利を取れてたのが強いですが、もちろん全部がナーフされてます。
メソロギア界のエンドコンテンツと呼ばれていただけあって、リリース3日目とは思えない完成度のデッキです。このデッキは結構他の方も使っていたので、HP24を8点3回で削るという勝ち方の逆算という考え方が浸透したのではないかと考えております。
この頃、ルイスというカードがどんなデッキにも入れられるほどに採用率が高かかったですが、それは以下のカードが理由となっております。
・天旋の不死鳥
抵抗できない抵コスト
召喚時の拘束効果
ナーフされた今でも騒がれるこのカードは、当時の環境でもバランスブレイカーでした。
・スケルトンナイト
8/7アタッカー
【貫通】
【戦場発動】手札に戻る
アタッカーを当てられても手札に戻ってくるこのカードは誰も止められることはできませんでした。
以上のカードの対策として、
ロイヤルサーヴァントではスケルトンナイトに対応できないため、ついでにエターナルカイザーも阻止できるルイスが採用される状態になっておりました。ブレイズマスターや赤十字装備のバフと合わせるなど、色んなところでスケルトンの採用率は高く、環境に与えた影響はえげつなかった記憶です。
10月を象徴するデッキとしては2つ挙げさせていただきます。
〇赤十字騎士
皮さんブログ
ホープ軸赤十字 - おきらくエグゼ
ナーフ前最強の赤十字です。今との違いとしてはスケルトン、 不死鳥が上でで挙げた効果で、支援兵が自身を含む赤十字の枚数でSPを補充していた点です。チャージのテンポロスがあるホープを継続的な2-8チャージャとして使えるので、当時一番ホープを強く使えていた構築だと思います。チャージャーを絞り素引きを防いでいるので、その枠に軽装兵が積まれているのが特徴ですかね。スケルトンによって、貫通枠をデッキを歪ませること無く採用できるのも強力です。
スケルトンにより自分のドローは止まり、赤十字デッキ最大の下振れ要素「トップチャージャー」が起きないのも魅力です。
私個人としてはチャージャーを採用する方が赤十字が強いという事に驚きました。 まだまだ実力不足でしたね。
〇継承者
らぐまさんブログ
現環境最強!? 不死鳥継承者のすゝめ - らぐまのブログ
まごうこと無き10月環境最強デッキです。継承者が10コスで、4つの効果を継承できるというハイスペックだったため、2Tで起動するという恐ろしい速度を誇っておりました。ライオットが相手を拘束する効果であったため、基本的には拘束効果2つ+サーチの3つの効果をバニラチャージャーに回して相手に何もさせず、不死鳥をサーチして〆というデッキです。このデッキのホープに関しても、継承者を使ってしまえばSPチャージを急ぐ理由はないので、必須レベルで強く使えるデッキだったと思います。
正直このデッキに対しては対策はわずかにあれど、有利を取れるデッキは存在しませんでしたね。不死鳥継承者がこうなった理由はメソロギア七不思議の一つです。
ちなみにレートに関してはこの頃は仕様が違いました。固定の増減値が際限なく続く感じだったので、勝ち越せてさえいればレートは増えます。一番重要なことはできるだけ数をこなすことでした。
調整カード
10月のナーフは各ランク帯ごとに行った記名アンケートによって行われたため、結構な枚数のナーフがありました。今回触れ切れていないカードについて話していきます。
Box
・白騎士天使・ジェネシス
白騎士が誰でも使える読み合い放棄だった所以のカードです。この頃の白騎士はジェネシスがほぼ確定で入っていたので、白騎士出し読み破棄をしてSPを枯らしにいく対面でした。脳死で使えないよう光明条件が追加されました。
・ダークネスキャット
コストが2低かったです。これに関しては当時頻繁に使われていたという記憶はありませんが、11月環境を考えると先見の明があるナーフであったと思います。
・ブレイズマスター
実は10月環境は中レート帯においては灼熱がそれなりに強いといわれていました。カオシルが一切いなかったことに加え、スケルトンにバフをかけて投げる動きが強力だったためですね。それを受けてか、灼熱の数少ないパワーカードであったブレイズマスターのバフ値は3から2にナーフされました。
・ホワイトウィッチ
リリース当初から絶大なヘイトを稼いでいたホワイトウィッチは、何より効果なしでも使っていける水準である6のチャージができることが強いとされていました。ルークやナイトスレイヤーとの類似する強力な手札干渉であることを踏まえ、パワー2のナーフを受けました。
・天旋の不死鳥
26/10→34/10
召喚時ランダム拘束→なし
比較的簡単に出せてしまい、対策できる時間も少なかった不死鳥は8コストのコストupが入り、対策の機会が生まれました。
・スケルトンナイト
【貫通】→ なし
【戦場発動】→【攻撃成功時】
ロイヤルサーヴァントが攻撃成功時アタッカーに一貫するようになり、貫通もなくなったことから、対策が用意になりました。これ一枚で完結していたことからドロー阻止が強かった赤十字デッキには、貫通が無くなったことからも支援兵自体もナーフからも自然と抜けました。
10月環境はメタスタン、魔導書、光明コントロールなどのトップデッキがいる中、圧倒的勝率の継承者、高勝率に加えて連戦の圧倒的回転率を誇る赤十字が2大環境デッキというのが、私見となります。
最終ランキングと使用デッキ
捜索中
11月環境変遷(ナーフの与えた新環境)
※最初のころのアプデ時期は月の下旬でしたので、10月25日から11月20日までの話となります。
圧倒的壊れがナーフされたことにより、11月は群雄割拠の読めない環境が続きました。 そんな中11月9日に第1回公式大会が開催されるという事もあり、位置づけとしては各々が信じるデッキを握る大会のような様相だったかと思います。3位までのデッキとしては以下を参照願います。
https://gtreign.jimdofree.com/event-%25E3%2582%25A4%25E3%2583%2599%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588/reign-mythologia-championship/reign-mythologia-championship-2019-winter/%20
環境も整ったため、Rhymofさんやminaさんをはじめ、大会を開催する方も増えてきました。象徴的なトップメタが存在しなかったので、いくつか話題に挙がった構成を抜粋いたします。
※余談ですが不服の魔女の仕様が「シャッフルして引き直す」ではなく「ボトムに送ってトップから引く」だと広く知れ渡ったのは11月頭です。当時の認識はシャッフルして引き直すというものでした。
#メソロギア
— Rhymof (@rhymee_ww) November 5, 2019
メソロギア㊙️情報
結構インパクトでかい情報
不服の魔女の効果は、現在の手札をそのままの順番でデッキボトムに置き、シャッフルせずにデッキトップから4枚引く、というもの
環境象徴デッキ(ナーフと戦ったデッキ)
○アグロデッキ
#メソロギア AAA到達 & #メソロギアチーム戦 6-3デッキ
— Rhymof (@rhymee_ww) October 27, 2019
いたって普通の貫通大雨ビートです
シンプルに強い
今の環境に貫通が刺さりまくってます
4000台後半で10連勝しました
エイドリアンとムサシは強い pic.twitter.com/43a6zi5dox
大雨や銃士(後述)と合わせたアグロデッキが流行っていました。
当時、平均的なチャージャーパワーが少なかったスタンデッキに対して、うまく刺さっていたのだと思います。
メソロギア㊙️情報
シーズン開始1週間ほどを席巻したデッキだが、後述する赤十字が人権を奪ってしまったため、栄華は1週間で終わった。
〇ドロー赤十字騎士
強い赤十字編成見つけたので共有します!
— Rhymof (@rhymee_ww) October 28, 2019
最初の数ターンで可能な限りドローしたのち、赤十字騎士王で手札のチャージャーを全部ぶっ壊して上から殴りつける編成です!#メソロギア pic.twitter.com/e4tN21InGM
ナーフ後もデッキビルダーの力で蘇りましたよシリーズ1
Rhymofさんに天啓がおりて生み出された、ドローで手札を溢れさせて支援兵見えたら騎士王からアタッカーを連打するというスタイルのこのデッキは赤十字ナーフ後すぐに生まれ、この赤十字はホープ不要で安価に組めることもあり、レート帯関わらず流行していたそうです。
5月現在に至るまで赤十字のスタンダードとされている、 赤十字を完成させた価値観だと思います。公式大会の時点ではチャージャーがリサシャルナンシ、色んな方が研究に乗り気になり、アタッカーにダークネスキャットを採用という段階まで完成しておりました。
当時環境に多かった前述したアグロデッキに対し、終止符をうったデッキでもあります。
公式大会優勝者ポンゴさんの使用デッキ。
〇継承者
らぐまさんのブログ
継承者最強? - らぐまのブログ
ナーフ後もデッキビルダーの力で蘇りましたよシリーズ2
らぐまさんは継承者を使う為なら、一切心が折れるという事がありません。
言及しておりませんでしたが、11月環境までは墓地のルールは今と違い、「手札・戦場でのステータス変化は墓地でも維持される」というDCGならではの仕様でした。
この仕様を存分に生かしたのがこの墓地回収型継承者ですね。スティーブンに継承しスティーブンで継承が乗っているカードを回収し、最終的にルイススティーブン効果を持っているラファエルをループさせLOするというデッキでした。ラファエルの効果がルール介入効果であるため、継承者の制約3つ以下に影響しないために成立した構築ですね。
この時点で継承者はかなり扱いづらいデッキになっていたので、上位には3人ほどの使用者しかおりませんでしたが、メタを切ったら一方的に負かしてくるような強さを持っていたため、大会では完全に人読みのメタ対象として、影響力を持っておりました。
※メソロギア㊙️情報
40tで引き分けるルールは、このデッキが緑竜と頻繁に千日手を起こしてしまったのが原因。
〇SP削減
11/9開催「REIGN Mythologia Championship-2019 Winter-」結果報告
— Game Tournament『REIGN』 (@gt_REIGN) November 9, 2019
優勝:ポンゴさん(@Pongogogo_game)
準優勝:シャロンさん(@shalon1111)
お二人ともおめでとうございます!参加してくださった方々ありがとうございました。
※画像は優勝者使用デッキです。#メソロギア #gtREIGN #REIGNメソロギア pic.twitter.com/odmpnSboM9
初めてSP削減という定義が生まれ浸透したのが10月末ごろでした。なぜ生まれたかに関しては、スケルトンのナーフで増えることが予想された白騎士が、脳死ジェネシスを失ったためSPを咎めることが有効になったことや、グラドラが流行ったことが影響していたのではないかと思います。(実際のところグラドラ側がチャージを連打した場合は削減では追いつきません。)消費SP=生産SPくらいのデッキ全般を咎める力があります。アーキタイプを誰が作ったかは存じてませんが、時代とともに微調整をされながら現代まで一線級を維持しているデッキだと思います。
当時はライオットも拘束持ちであったため、チャージャーを拘束してSPを削ることによって破棄を強制し、パンプキンで詰ませる型が多かったと思います。継承者やカオくま、ドロー赤十字あたりを咎められるマスクドファイターも人気でした。詰ませるというコンセプトであるように上振れ思想のデッキだったので、相手のSPが多ければ多いほど活躍する下振れで強いマッドガンナーの優先度が現在ほど高くはありませんでした。
公式大会優勝者ポンゴさんの使用デッキ。
〇カオくま
徐々に使われ始めた程度ですが、コンボとしての強さが勝利に直結するものだったため、構築が定まっていないながら稀に見かけるレベルになりました。カオくまでコストの下がったアタッカーをロンギヌスで再利用する動きなどが強かったです。くまさんとカオシルの能力を載せておきます。
・くまさん
0/25チャージャー
【戦場発動】自分の手札全てのコストを10増やす
・カオス・シルヴァー ニュートラル
12/6アタッカー
【手札発動】現在と同一
カオシルがニュートラルなので、構築自由度が高く、カオくま1枚で35SP稼ぐという驚異的なデッキですね。
〇竜巻コントロール
アタッカー泣かせの強烈なデバフとディフェンダー泣かせのホーリースカイウィッチで天候を取った際の対話拒否効果を軸にLPを削りきるデッキ。 実は竜巻はコントロールの構築に定まったものがほとんどなく、採用カードによって性格がでるのが個人的にはポイントだと思っています。公式大会優勝者ポンゴさんの使用デッキ。
〇14グラドラ
megaさんがアーキタイプを作成(復帰前のツイートが見つからずレシピはなし)したことによって、当時の5000~7000あたりのレート帯で急速に流行り、第1回公式大会において最警戒予測がされていたデッキ。当時アルテミスが14コストであったため、10チャージからのホープで3Tという早さで踏み倒しの準備が整う事が強力でした。
10チャージ→ホープグラドラサーチ→アルテミス→アストレア→アルテミス→アストレア→アストレアといった形で、アルテミスで無防備にした状態でアストレアループで3回殴って勝つことを目的としたデッキです。このアーキタイプは多くのプレイヤーに影響を与え、また1種族あいている分構築自由度が高かったため、様々なプレイヤーが試行錯誤を行い各々のグラドラの結論を模索しておりました。誰も使わなかった智を極めし者でさえピン刺しの余地があるというのは凄い事だったと思います。私は大会用としてミラー警戒でブラントマッドガンナー採用のビートダウングラドラとグラドラ白騎士を使い分けてましたが、11月グラドラの終着となる構築は雲行さんのハイブリッドグラドラだと思います。
ちなみに公式大会私はグラドラを握りベスト16の成績でしたが、10月にグラドラについて言及していた内容がこちらです。
グラドラはだいぶ弱くなってたから使う日は来ないかなぁ
— ジューシー🍢🍦🍆🐔🍗 (@juicyVlogia) October 19, 2019
面白いカードだったんだけどね
はい、良い子は早計な判断を下さないようにしましょう。
βテスト時代の強力な効果を知っていたのでショックだったという言い訳をさせてください。
〇ウィニー
Dチーム
— めそろぎあ子 (@eremasuman) October 27, 2019
先鋒は128さんです
ウィニーが自分で 銃士バーンが128さん
白騎士がしんちゃんさんです#メソロギアチーム戦 pic.twitter.com/svCElBhCeD
めそろぎあ子さんが生み出した、4月現在まで使用されるウィニーのアーキタイプ。アーキタイプといいながら、1枚も変更しなくても十分強いという、完成と言っても差支えのない構築です。777+3というウィニーだけのキルルート、速撃王の抱えるあと1点問題を銃士で補う思考、上から殴り負ける弱みをデバフで解消するなど、ウィニーの全てが詰まっております。
〇レイジスカーレット
未だに放心状態の自分…。
— シャロン@Team.A.I (@shalon1111) November 9, 2019
大会はこのデッキのみで戦い抜きました!
後で配信する予定です!
雑談やリプレイで反省会をする元気しか残っていませんが…(^_^;) pic.twitter.com/y8UYpHg7mf
第1回大会で準優勝となり、世界に見つかったスーサイド戦術、レイジスカーレットは、シャロンさん唯一の大会使用デッキでもあります。配信者であったため実質的に戦術を公開していたにもかかわらず思惑を通し切る強さは、緑龍不死鳥ピン刺しホープ2という実質3枚構成でランプ戦術を両立している点、ライオット玄武ラファエルで相手の択に常に圧をかけられる点、手札を広げてコンボ完成を目指すことができる点などが挙げられます。今現在に至るまでシャロンさんを象徴し続けているテーマデッキです。
11月環境の特徴としては、ランクマッチのマッチングレート範囲が前後1000であったことにあります。これが何をもたらしたかというと、レート帯ごとの流行デッキがまるで違う状態が出来上がりました。 情報発信量という観点でみても、高レート層の方が発信に積極的になるというのは自明ですので、 高レート層が低レート層のデッキをまるで予測できないといういわば低レート層の鎖国に近いような状態が生まれました。
公式大会後に判明しましたが、グラドラはカード資産を必要とするデッキであったからか5000以下の層では全く見ないデッキであったそうです。
デッキレシピは本来上り詰めるほど収束するものですが、そこには洗練されるからという理由ではなく不利対面が多すぎて使用していられないという理由の場合があります。後者の場合使われない理由はそのレート層において不利対面が多すぎるからであって、デッキが弱いからではありません。公式大会の形式がデッキ選出自由という一発勝負の場で、全てのレート層が一同に介する場においては、普段のレート環境などは何の意味もなさないという最たる例だったというのが、11月環境の私見となります。
調整カード
・魔法剣士一式
リリース当初からずっと日の目を浴びてこなかった魔法剣士がバフを受けます。
旧時代の最後となる次の12月環境において強い影響力を持つようになります。
ドローをすることで魔法剣士効果を多数発動し、多彩な戦術が組まれるのが魅力です。
12月環境変遷(旧パック時代の終わり)
※11月20日から12月31日を12月環境としております。
12月の変更は以下になりました。
・マッチングシステムの改良
https://www.mythologia.info/entry/2019/11/29/202445
・カードのバフ
・新カードの追加
・墓地仕様の変更(現在仕様と同一)
アップデート v1.2.0 - Google スプレッドシート
環境の始まり
マッチング範囲が広がり、必要勝率が緩和されたため、11月環境では数人だった(はず)の7000にもなりやすくなりました。11月環境で起きた、低レート層の鎖国現象は殆ど起きなくなったと思います。
カードバフとしては、ロストとアクアウィッチが強化されました。私個人ロストの強化は結構やばいと思っていましたが、強化によって普通に強いデッキになった位のレベルでありましたね。
魔法剣士の強化に関しては環境に大きな影響を与えましたね。今までコスト相応のパワーがなかったため、ゴーストファントムを利用したりプリンセスで無理やり通すしかありませんでしたが、12月からは単純に殴れる上、封、智攻撃+滅手札効果2回で2パンリーサルを狙えるようになり、コントロールも速攻もできるようになったと思います。
墓地仕様の変更に関しては、当時としてはかなり衝撃的な変更でした。実害を受けたデッキとしては、スティーブンを利用する継承者・レウィン、ロンギヌスを利用する黒騎士カオくまですね。特に継承者はコンセプトを練り直さなければいけないレベルの変更が必要となりました。逆にこの仕様変更が追い風となったのは海賊少女ネクロマンサーですね。
そんな流れで、新カードは状態異常対策、凍結強化、継承者フォローになります。特にヒーリングプリンセスに関しては、14グラドラのアストレアループから抜け出すことができるようになったといえます。
また個人が開く大会として、12月末ごろにVoidさんが3Pick1Ban大会を開いていたと思います。現行存在するルールとしては最も選出時点から考える要素のある大会なので、メタゲームが好きな方は開催時にでてみるのもいいかもしれません。
環境を象徴するデッキ(旧時代の結論デッキ)
12月環境としては象徴的なデッキが一つありますので、それに加え2つ紹介いたします。
〇ビッグカオス
voidさんブログ
メソロギアのレートに這いよる混沌 - 全一メソロギア適当にやる人のブログ
12月環境を象徴するデッキは間違いなくビッグカオスですね。 デッキ解説はブログ見てもらった方が早いと思います。 手札を厚くするメリットはゲームプランを見られるデメリットがビッグカオスは薄く、むしろ手札だけでプランを作れるメリットの方が大きい点、カオくまの最大値が上がる点、トップカオシルという事故を手札飽和で防げる点などです。カオシルがニュートラルの為暴走キャットが積めるので、カオくま一辺倒の上振れデッキではなかったことが強さですかね。ヒーリングプリンセスでくまさんを投げやすくなった点が大きいと思います。
対策としてロイサヴァを入れていない場合は基本ゲームにならない対面でした。
〇魔法剣士
魔法剣士今日でもう再構築しないといけないので供養
— ジューシー🍢🍦🍆🐔🍗 (@juicyVlogia) December 20, 2019
相手に破棄択を迫るという意味で拘束とデバフの相乗効果が強いデッキだった
アタッカーデバフしてディフェンダー拘束すれば絶対攻撃通るよねっていう殴りの読み合い放棄型
不死鳥速撃王あたりを止めたかったのでサーヴァント#メソロギア pic.twitter.com/bizpFkVSZC
智、封、制の強化によりアタッカー同士の殴り合いが可能になった魔法剣士。12月環境はライオットが相手拘束効果持ち最後の月という事もあり唯一拘束魔法剣士を実現できた月でした。6枚の拘束チャージャーにフリーズアーチャーまで使用し攻撃を確定で通せる状況を作り、封、制で相手を詰ませ自身は智で後続を引くコントロールデッキですね。基本的に魔法剣士はチャージャーで個性を出すデッキですが、拘束の場合は制よりも封の効果を強く使えるのが特徴です。他構築だとプリンス追加を受けての蒼魔法剣士がおりました。ドローの採用如何でプレイヤーのコンセプトが変わるところが面白いですね。
〇黒緑スタン
現環境最後に盛れた竜巻
— めそろぎあ子 (@eremasuman) December 19, 2019
手札干渉しないとやってられん:;(∩´﹏`∩);: pic.twitter.com/6pGQ0IDl6h
ホーリーが3パン圏内のパワー8だったころに流行った、墓地のホーリーを使いまわし1戦で2回対話拒否し楽にビートダウンをしていくデッキ。ホーリー以外の採用アタッカーとしては、回収できるロンギヌス、サーチできるアストレア、単純にパワーカードのマッドガンナーなどが候補でした。緑魔黒騎士にするとパワー4時代のナイトスレイヤーが使えるのが強いですね。
単純にパワー9カードを採用できるのが強く、ナイスレやフリーズアーチャーを駆使して盾を壊し、ロンギヌス1発通せばホーリーロンギホーリーでリーサルになるのが強いです。
その他デッキとしてはウィニー、グラドラ、赤十字もいたと思います。継承者は新カードの忠剣は殆ど使われず、アルテミスクローン効果をラファエル2枚でループさせてLOする構築が生まれました。
12月のまとめとしては1にも2にもビッグカオスですね。カオくま単体のコンボの利用はよくありましたが、それを30枚噛み合った一つのテーマデッキとして成立させ1時代を築いたというのは凄いとしか言いようがありません。対策ができないわけではないですし私はロイサヴァ引けなきゃ諦めるくらいの感覚で戦っていましたが、1手でゲームエンドなパワーは有ったのでその分ヘイトを集めていたかと思います。
調整カード
12月ナーフは以下のようになっておりました。
・ナイトスレイヤー
パワー1のナーフを受け、2Tアタッカー択をレックスくらいでしか持てなくなりました。いまだに何を危惧したのかよくわかっていないナーフだったりします。
・白魔導士・ライオット
春β、夏β、リリース後と度々魔改造をされてきたライオットがリリースされてなお魔改造されました。拘束6枚体制は強すぎたので、6チャージできるものがナーフされるのは妥当ではあります。最初は使い道がわかりづらいエラッタに感じましたが、なんだかんだで今は唯一無二の価値を持つカードとなりました。
・白騎士天使・アルテミス
コストが2増え14グラドラに再考を迫るナーフとなりました。基本的にアルテミスは白騎士で使うカードというより、カオくまやグラドラなどのコスト踏み倒す系のデッキでやりたい放題するために使われていたので、純白騎士的にはとばっちりかもしれません。
・カオス・シルヴァー
コストが4増え、種族が黒魔導士となりました。カースウィッチとは犬猿の仲です。ビッグカオスが暴走キャットを失う事になり、SPジャンプアップ手段に汎用性がなくなりました。またあらゆるカオくまは種族を縛られることになるので、デッキ構築の自由度はかなり失われ、黒騎士型のカオくまは二度と組めなくなりましたね。
最終ランキングと使用デッキ
1位→白騎士
2位→黒緑スタン
3位→不明
4位→SP削減
5位→グラドラ
以上、βテストから12月(旧パック時代終了)を以て、環境変遷前編を終わります!!
1月〜現在までの記事からはこうちゃんも参加するので、是非ともお読みください!
中編(1月〜3月環境)→
《中編》メソロギアの1月環境〜3月環境までを《徹底考察》!【メソロギア】【環境変遷】【新パック】【環境考察】 - mytho_koutyan’s diary